GMOインターネットの年収【2024年最新版】(2ページ目)

報酬1億円以上の役員多数!?独自のマインドを表す「スピリットベンチャー宣言」とは?気になる選考のポイントも解説!


GMOインターネットの社長や役員の年収

2020年の有価証券報告書を確認すると、報酬が1億円を超える役員は以下の7名でした。

  • 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷正寿氏:2億400万円
  • 取締役副社長 安田昌史氏:1億1700万円
  • 取締役副社長 西山裕之氏:1億2200万円
  • 取締役副社長 相浦一成氏:1億5100万円
  • 取締役副社長 伊藤正氏:1億2000万円
  • 専務取締役 有澤克己氏:1億円
  • 専務取締役 山下浩史氏:1億400万円

またその他の役員の報酬については、社内取締役13名に対して総額12億5700万円で1人あたり9669万円、社内監査役2名に対して総額1300万円で1人あたり650万円がそれぞれ支給されています。

社内取締役・社内監査役の報酬は、熊谷氏をはじめとした役員の報酬と比較するとあまり高い印象は受けませんが、社内取締役に関しては1人あたり1億円近くの報酬を得ていることが分かりました。

今後はネットビジネスの基盤をより強固なものにするためサービスの拡充に取り組んでいくので、収益が増加した場合更に役員らの報酬が上昇すると期待できます。

競合他社とGMOインターネットの年収比較

GMOインターネットの競合会社として、ASJさくらインターネット等が挙げられます。

それぞれの年収を比較すると、GMOインターネットは597万円、ASJは534万円、さくらインターネットは561万円と、現時点では競合会社よりも年収は高いものの、あまり大きな差はないことが分かります。

しかし現在は、一文字ドメインの「Z.com」をグループ統一ブランドとして活用し、セキュリティ事業・インターネットインフラ事業・インターネット金融事業等をグローバルに展開することを図っています。

今後海外での事業基盤の確立に注力していく予定であるため、競合との差を一気に開く可能性もあると言えます。

GMOインターネットの平均年収が高い理由

GMOインターネットの2017年から2019年にかけての売り上げ及び経常利益の推移を見ると、売り上げは2017年で377.3億円、2018年で477.6億円、2019年で560.2億円でした。

また経常利益は2017年で57.4億円、2018年で63.4億円、2019年で64.6億円と、直近3年間で売り上げは約182.9億円、経常利益は約7.2億円それぞれ上昇しました。

2019年から2020年にかけては、新型コロナウイルスの影響により巣ごもり需要が拡大したため、決済事業やアクセス事業等で増収。

どのような状況下でも臨機応変に事業を展開していることが利益に繋がり、平均年収も高くなっていると言えます。

今後もインターネット上でのサービスのニーズが高まり続け、収益機会も増えると見込めるので、年収は更に伸びていくと考えられます。

GMOインターネットが属するGMOインターネットグループとは?

GMOインターネットグループは、GMOペイメントゲートウェイ、GMOグローバルサイン・ホールディングス、GMOペパボ、GMOアドパートナーズ等の子会社99社から構成されるグループです。

グループ企業では、インターネットインフラ事業、セキュリティ事業、金融支援事業、ソリューション事業等、あらゆる事業・サービスを展開しています。

GMOインターネットの採用情報

GMOインターネットでは現在、新卒採用・キャリア採用がそれぞれ行われています。

各募集要項を確認していきましょう。

新卒採用

新卒採用では現在、エンジニア職・クリエイティブ職・ビジネス職それぞれで以下の職種の募集が行われています。

  • エンジニア職:インフラエンジニア、Webアプリケーションエンジニア等
  • クリエイティブ職:Webデザイナー、フロントエンドエンジニア、動画クリエイター、グラフィックデザイナー
  • ビジネス職:Webマーケティング、カスタマーサポート、営業、財務、総務、法務、広報・IR、人事等

学部・学科に特に制限はありません。

2021年4月~2022年3月卒業(見込み)の方の他にも、2019年4月~2021年3月までに卒業した方で正社員としての就業経験がない方も応募可能であるため、希望する方は早めに応募するようにしましょう。

選考は、説明会の視聴・Webエントリーフォームの送信→一次面接・適性検査→二次面接・三次面接→最終面接の順で進みます。

一次面接~三次面接はZOOMでのオンライン面接となるので、通信状態や操作方法等をきちんと確認する必要があります。

また、適性検査については詳しい体験談等は見られませんでしたが、過去にはSPIテストが実施されたようです。

言語問題・非言語問題が約30問~60問、性格テストが約60問~100問程出題され、時間制限はなかったとのことです。

解ける問題を優先的に解き、精神的に余裕を持たせるようにすると良いかもしれません。

キャリア採用

キャリア採用では現在、公式ホームページにて以下の職種の募集が行われています。

  • エンジニア職:Webアプリケーションエンジニア、データサイエンティスト、機械学習エンジニア、NFTマーケットプレイス開発エンジニア等
  • ビジネス職:インターネット広告営業、法人営業、提案営業、Webマーケティング、カスタマーサポート企画、サービスデザイン等
  • コーポレート職:金融事業推進担当、広報担当、人事制度企画担当、グループ経営企画担当、グループ内部監査担当等

どの職種においても、応募する上で実務経験が必須となります。

職種によっては社会人経験5年以上等の条件が提示されている場合もあるので、必ず募集要項を確認するようにしましょう。

また、ほとんどの職種で勤務地は東京とされていますが、大阪・福岡での勤務になる職種もあります。

応募する前に勤務地もチェックし、通勤できる範囲であるかまたは転居することが可能か考えておきましょう。

応募は、各募集要項最下部「ENTRY」から応募することができます。

エントリー後は、書類選考→部門担当者との一次面接・筆記試験→部門責任者との二次面接→部門責任者(役員)との最終面接の順で選考が進みます。

応募から内定までは約3週間~4週間かかるとのことなので、スケジュール調整をきちんとしておく必要があります。

GMOインターネットで求められる人材像

GMOインターネットが求める人材像として、リクナビには以下のように記載されていました。

  • 「スピリットベンチャー宣言」に賛同いただける人財
  • 既成概念にとらわれず、チャレンジ精神と強い信念を持って突き進んでいける人財
  • 「もっと成長したい!」「自分の可能性を引き出したい!」「インターネットを広めたい!」「インターネットの歴史を築いていきたい!」という意欲を持った人財
  • 物事を素直に受けとめられる人財
  • テーマを決めて努力し続けられる人財
  • 高い技術力と、最新の技術に触れ世界中の人が喜ぶサービスと作りたいという強い信念を持った人財

また、スピリットベンチャー宣言では、以下の三つが挙げられています。

  • 夢:「人生を何に捧げるのか」インターネットの産業の中で圧倒的"一番"になる。
  • ビジョン:「宝の山はどこにあるのか」インターネットの"場"の提供に経営資源を集中し、多くのファンの「笑顔」「感動」と、その結果としての大きな利益を生む。
  • フィロソフィー:「何のために存在するのか」インターネットを豊かに楽しくし、新たなインターネットの文化・産業とお客様の「笑顔」「感動」を創造し、社会と人々に貢献する。

これらのことからGMOインターネットでは、挑戦心・柔軟性・向上心・粘り強さ等を持つ一本筋の通った人材を求めていると考えられます。

またスピリットベンチャー宣言には、上記の三つ以外にもGMOインターネットならではの「マインド」について詳しく記載されています。

GMOインターネットが社員に何を求めているのかを理解するためにも、必ず全てに目を通しておきましょう。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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