日本製粉の年収【2024年最新版】(2ページ目)

製粉業界で国内シェア第2位!創業120年以上の大手老舗食品メーカー!競合他社とも徹底的に比較!


日本製粉の社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書を確認すると、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

また、社内取締役16名に対して総額2億5100万円で1人あたり1568万円、社内監査役3名に対して総額4100万円で1人あたり1366万円が支給されていました。

業績も好調であるため、役員の報酬はこれから徐々に伸びていくと考えられます。

競合他社と日本製粉の年収比較

日本製粉の競合として、日清製粉グループ本社日東富士製粉が挙げられるでしょう。

それぞれの年収を見てみると、日本製粉は728万円、日清製粉グループ本社は865万円、日東富士製粉は639万円でした。

日清製粉グループ本社には現段階では及びませんでしたが、日東富士製粉よりも約89万円高いことが分かりました。

手掛ける製品の数も多く、どの製品も売り上げを伸ばしているので今後も年収は上昇していくでしょう。

日本製粉の平均年収が高い理由

日本製粉の売り上げ・経常利益をそれぞれ見てみましょう。

売り上げは2017年では1935.7億円、2018年では1915.1億円、2019年では2036.4億円でした。

また、経常利益は2017年では97.3億円、2018年では92.6億円、2019年では101.1億円となっています。

売り上げ・経常利益共に2018年で若干下降してしまいましたが、2019年に一気に上昇していることが分かります。

各事業の製品の売れ行きも好調であるため、その分社員にも還元できていると考えられます。

日本製粉の事業内容

主な事業

日本製粉では、製粉事業、業務用食品事業、家庭用食品事業、冷凍食品事業等あらゆる事業を展開しています。

それぞれの事業について詳しく見ていきましょう。

製粉事業

製粉事業は、商品開発やその他のサービスを提供する営業部門、原料の調達や製造・出荷を行う製造部門から成り立ちます。

現在は展示会への出展や講演会・講習会等を開催し、知名度を向上させるため積極的に取り組んでいます。

製品では主に小麦粉、ミックス粉、そば粉等を製造販売しており、現在千葉・横浜・名古屋・大阪・神戸甲南・福岡・小樽に工場を保有します。

業務用食品事業

業務用食品事業では、プレミックス、ニップンセレクション、米粉等を扱います。

プレミックスはブレッドミックス・ケーキミックス・イーストドーナツミックス等あらゆる商品を展開。

国内だけでなく海外でも活用されています。

家庭用食品事業

家庭用食品事業では、アマニ油やドレッシングの他にパスタブランド「REGALO」や「オーマイ」等を展開しています。

テレビCM等を積極的に活用したため、各製品の売り上げを順調に伸ばしました。

冷凍食品事業

冷凍食品事業では、冷凍パスタ・パスタソース・惣菜・スナック・デザート等を扱っています。

2019年度には「オーマイプレミアム」や「よくばり」のシリーズの売り上げが増加。

あらゆる場面に合わせた商品を展開することで顧客のニーズを満たしています。

その他の事業

その他に、日本製粉ではその他事業にてヘルスケアやペットケア等のサービスを提供しています。

ヘルスケアでは植物原料から成分を抽出した食品素材を、ペットケアでは良質なペットフードをそれぞれ開発。

化粧水やハンドクリーム等様々な商品を世に輩出しています。

日本製粉の歴史

これまでの日本製粉の歴史について簡単に見ていきましょう。

1873 官営札幌製粉所を設立する

1879 雨宮敬次郎氏が製粉事業を始める

1896 日本製粉が創立される

1913 高級小麦粉「クイン」、「ジャック」、「ナポレオン」が発売される

1955 オーマイブランドが誕生する

1964 ケーキ用ミックス粉が発売される

1971 ミスタードーナツ向けのプレミックスの製造が始まる

1973 冷凍食品事業が始まる

2003 冷凍パスタシリーズの「オーマイプレミアム」が発売される

2005 アマニ油が発売される

日本製粉が属する日本製粉グループとは?

日本製粉グループは、東福製粉、ファーストフーズ、ナガノトマト等あらゆる企業が属するグループです。

国内だけでなく海外でも製粉・プレミックス・パスタ・冷凍食品等を中心に製造販売を行っています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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