サイボウズの年収【2024年最新版】(2ページ目)

高いと言われる初任給の金額はいくらなのか?競合他社との比較や年収アップのコツ!採用情報も公開!


サイボウズの社長や役員の年収

有価証券報告書には、報酬1億円超え役員の記載はありませんでした。

そのことから代表取締役社長の青野 慶久氏の年収も、1億円を超えないことが分かります。

サイボウズの役員の平均報酬額は取締役で約2,100万円、社外監査役が約330万円という結果でした。

取締役3人で合計報酬額が6,100万円となっていることから、あまり高くない金額であることが分かります。

ただし会社の業績は右肩上がりで、2019年度も売上が約134億円だったので、今後役員報酬が上がると予想されます。

競合他社とサイボウズの年収比較

サイボウズの競合他社と言えば、ユニリタ日本通信などが挙げられます。

最新の有価証券報告書によると、ユニリタの平均年収は約692万円、日本通信の平均年収は約683万円という結果でした。

サイボウズの平均年収約584万円と比較すると、競合他社の方が高いことが分かります。

ただしサイボウズの平均年齢は約34.6歳、ユニリタは約40.1歳、日本通信は約39.5歳です。

サイボウズは全体の年収が低いのではなく、平均年齢が低いために他社よりも平均年収が低い結果になっていると考えられます。

初任給が競合他社よりも断然高いことから、年齢に対する年収を比較した場合には同程度もしくは、それ以上の年収となるでしょう。

サイボウズの平均年収が高い理由

サイボウズの平均年収約584万円が全国平均の約441万円よりも高いのは、IT業界全体の年収が高いからだと言えます。

IT業界の平均年収は約622万円で、他の業界と比較してもトップクラスで高いです。

サイボウズの年収は業界の平均よりもやや低めですが、自分の希望年収は直談判できるシステムとなっているので、実力次第では他社よりも高い年収が見込めます。

サイボウズの事業内容

サイボウズはグループウェアの開発、販売、運用に関わる事業を行っている企業です。

主な事業

サイボウズの主な事業は、企業のチームワークを支援するグループウェア事業で、製品のシェア率は12年連続国内市場ナンバーワンを誇ります。

主な製品は中小企業向けグループウェアの「サイボウズ Office」、業務アプリ構築クラウドの「kintone」、大企業向けグループウェアの「Garoon」、メール共有システムの「メールワイズ」です。

その他の事業

その他の事業では、2017年度に開始したチームワーク強化メソッドの開発、販売、提供を行っています。

サイボウズで今まで構築した、人事評価やチームワーク作りなどのさまざまなメソッドを提供する事業です。

主に働き方改革や離職率の改善を図る「企業研修」、経営者向けの「経営塾」、企業向け講演会を行う「後援者派遣」などを行っています。

サイボウズの歴史

サイボウズの歴史について年表形式でご紹介します。

1997年:愛媛県松山市で創業、同年に「サイボウズ Office 1」を発売

1998年:「サイボウズ Company」シリーズ「サイボウズ ホームページ視聴率」を発売、同年に事務所を大阪市北区に移転

1999年:「サイボウズ メールサーバー 2」 「サイボウズ シンク 3 for WorkPad」を発売

2000年:東京証券取引所マザーズで株式上場、同年に本社を東京に移転

2001年:アメリカの現地法人 Cybozu Corporationを設立、同年に「サイボウズ DBメーカー」を発売

2002年:東京証券取引所市場第二部に市場変更、同年に 「Share 360」「サイボウズ AG」「サイボウズ ガルーン」「サイボウズ デヂエ」を発売

2003年:本社増床、「サイボウズ メールワイズ」を発売

2005年:サービス導入企業数が20,000社を突破、同年に(株)インフォニックス、ユミルリンク(株)を連結子会社化(その後も数社を子会社化する)、cybozu.net(株)も設立

2006年:「feedpath」を公開、同年にベトナム開発拠点を開設、東証第一部に指定

2009年:「サイボウズ ApporovalFlow」を発売、「サイボウズ ガルーンSaaSサービス」「かんたんSaaS」の提供を開始

2010年:「Cybozu SP 掲示板」「Cybozu SP ワークフロー」を発売、「サイボウズ Live」の一般公開も開始する

2011年:2005年設立のcybozu.net(株)を吸収合併、「cybozu.com」とクラウド版「サイボウズ Garoon」の提供を開始

2012年:「cybozu.com」がクラウド市場でシェアNo.1を獲得する

2014年:「サイボウズ ガルーン」導入実績が3,000社、「サイボウズLive」の登録者数が100万人、上海での契約社数が500社を突破

2015年:「cybozu.com」契約社数が10,000社を突破

2017年:kintone認定資格制度を開設

2018年:「サイボウズOffice」 の導入社数が60,000社を突破

サイボウズが属するサイボウズグループとは?

サイボウズグループはサイボウズを始め、ベトナム、アメリカなど海外含む子会社5社、関連会社2社からなるグループ企業です。

グループウェアの開発とライセンス販売、SaaS・クラウド型グループウェア・ネットサービスの提供、高付加価値SIの提供などの事業を行っています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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