海外売上65%!グローバルに活躍するエンジニアリング企業!就活前に準備しておくべきこととは?
2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員についての記載は特にありませんでした。
その他の役員の報酬については、社内取締役12名に対して総額1億5600万円で1人あたり1300万円、社内監査役4名に対して総額5100万円で1人あたり1275万円が支給されていました。
上記のことから、代表取締役会長CEOの大河一司氏の報酬は1300万円以上1億円未満であると考えられます。
手掛けているプロジェクト数も多いため、今後役員の報酬も徐々に上昇していくでしょう。
千代田化工建設の競合として、日揮ホールディングスや東洋エンジニアリングが挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、千代田化工建設は895万円、日揮ホールディングスは956万円、東洋エンジニアリングは718万円でした。
現時点では日揮ホールディングスには及びませんでしたが、建設業界の平均年収706.6万円よりも188.6万円高いことから、水準は高いと言えるでしょう。
海外での活躍ぶりを見ると、今後も年収は伸びていくと考えられます。
千代田化工建設の年収の高さの理由として、リスクマネジメントがきちんと行われていることが挙げられます。
景気や災害、資材費の高騰等、あらゆるリスクに対して策が練られています。
どのような状況に陥っても影響を最小限に留められるようになっているため収益を確保することができ、社員にもしっかり還元することができているのでしょう。
千代田化工建設では主にエンジニアリング事業を手掛けており、各種プラント・産業設備のコンサルティングをはじめとし、設計・施工・メンテナンス等も行っています。
これまでのプロジェクトの遂行実績は60ヵ国を超えており、2018年時点で全世界のLNG生産能力のうち約40%を設計・建設してきた実績を持つ等、国内外の産業を支えてきました。
今後は耐震補強等にもより力を入れ、より良いサービスの提供に尽力していきます。
千代田化工建設はその他にも、グループ企業にて技術的コンサルティング事業や人材派遣事業等を手掛けます。
技術的コンサルティング事業では、プロジェクトマネジメント実務等のコンサルティング以外に、マスタープランの作成等も行います。
必要に応じて技術者の派遣も行っているので、あらゆる角度から顧客をサポートできていると言えるでしょう。
ここで、千代田化工建設のこれまでの歴史を簡単に振り返っていきましょう。
1948 三菱石油の工事部門が独立し、千代田化工建設が設立される
1960 水島製油所建設の工事を受注する
1961 東京証券取引所第一部に上場する
1965 ジェッダ製油所建設の工事を受注する
1971 シンガポール製油所建設の工事を受注する
2000 地球環境大賞を受賞する
2008 創業60周年を迎える
2017 次世代育成認定「くるみん」を取得する
千代田グループは千代田工商・千代田システムテクノロジーズ・千代田ユーテック等の子会社20社、関連会社3社が所属するグループです。
グループ企業では、医薬品・研究施設等をはじめとした各種産業用設備等の設計やメンテナンスを手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
合わせてチェックされてる年収ランキング
同じエリア(神奈川)の年収ランキング上位企業
同じ業界・業種(建設業)の年収ランキング上位企業
表示準備中