高年収の理由とは?どんな人材が必要とされている?気になる役員の報酬を公開!
代表執行役最高法務責任者の金子 忠浩氏、執行役副社長最高執行責任者の湊 宏司氏等の年収に関しては、総額1億円以上ではないため記載されていませんでしたが、その他の取締役の平均年収は約3300万円、執行役は約3900万円となっています。
情報・通信業界では大手の日本オラクルですが、やはりアメリカのオラクル社が主体となっているからか、役員報酬に関しては低い印象を受けます。
日本オラクルの競合他社にはマイクロソフトやIBMなどがありますが、上場企業で情報を公開している企業が少ないため、今回は類似事業を扱っているオービックや日本ユニシスなどを比較対象として挙げておきます。
最新の有価証券報告書によれば、オービックの平均年収は約901万円万円、日本ユニシスの平均年収は約825.4万円となっています。
日本オラクルの平均年収は約1046.5万円ですので、同企業の中でも高い平均年収であることが分かりました。
平均年収が高い理由には、職種別の年収格差が大きく影響しています。
過去5年間を通して平均年収は1000万円超えと非常に高い数字を推移していますが、その大半は営業職のインセンティブが大きく影響しています。
営業職は完全なる成果主義のため、成果を上げられる人は20歳代でも年収1000万円を超えることが可能です。
職種によって年収の差が出てしまうものの、入社間もない人でも高年収を得られるチャンスがあるのは、日本オラクルだけと言っても過言ではありません。
この日本オラクル特有のインセンティブシステムが従業員のモチベーションを維持し、平均年収の高さに繋がっていると考えられます。
日本オラクルは、情報・通信業界に属する日本の大手企業です。
日本オラクルは事業の基盤となるソフトウェアやハードウェア、クラウドサービス、利⽤⽀援などのサービスを提供している企業で、独自のデータセンターを持つデータベース市場No.1の企業です。
Oracle EBSというERPパッケージをはじめとする約400ものタイトルソリューションを持つことで、世界にも認められる企業に成長。
財務会計・顧客管理・人事管理領域の知識と経験を持つソリューションエンジニアが多く存在し、多くの企業から高い評価を得ています。
現在はクラウドサービスに注力しており、第2世代のクラウドとしてワークロードを安全に実行できるよう構築された「Oracle Cloud」を開発。
今までにないクオリティのセキュリティ・パフォーマンス・コスト削減を実現し、アプリケーション開発・データ管理・AI・ブロックチェーンなど、あらゆるサービスを提供しています。
これからはソフトやAIを購入するのではなく、「クラウド・コンピューティング」つまりネット経由で使用した分だけ支払うシステムが主流となると考え、新しいクラウドサービスの発展に力を入れています。
日本オラクルの歴史についてご紹介します。
日本オラクルは米国のオラクルコーポレーションが日本に設立した企業であり、日本オラクル自体はグループ会社や子会社を持ちません。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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