トレンドマイクロの年収【2024年最新版】(2ページ目)

市場シェア常にトップクラス!世界30ヵ国以上でソリューションを提供するグローバル企業!就活では挑戦心と自主性が求められる!?


トレンドマイクロの社長や役員の年収

トレンドマイクロの2020年の有価証券報告書を確認すると、代表取締役社長 (CEO)のエバ・チェン氏の報酬は1億1000万円でした。

また、社内取締役5名に対して総額4億6100万円で1人あたり9220万円が支給されていました。

業績も好調であるため、今後社内取締役の報酬も1億円を超えてくると予想できます。

競合他社とトレンドマイクロの年収比較

トレンドマイクロの競合として、デジタルアーツソリトンシステムズが挙げられます。

それぞれの年収を確認すると、トレンドマイクロは871万円、デジタルアーツは618万円、ソリトンシステムズは610万円でした。

現段階では競合よりも圧倒的に年収が高いことが分かりました。

今後も新たなウイルス等に迅速に対応できるようセキュリティの強化に尽力しているため、需要も高まり、それに伴って年収も更に上昇していくと考えられます。

トレンドマイクロの平均年収が高い理由

トレンドマイクロの直近3年間の売り上げ及び経常利益を見てみると、売り上げは2017年では593.1億円、2018年では631.6億円、2019年では665.7億円でした。

また経常利益は、2017年では186.4億円、2018年では229.9億円、2019年では302.9億円となっています。

売り上げ・経常利益共に好調であり、そのため社員の年収も高くなっていると言えるでしょう。

トレンドマイクロの事業内容

主な事業

トレンドマイクロでは、主にコンピュータやインターネットのセキュリティ関連製品・サービスの開発販売を行っています。

扱っている製品としては以下の通りです。

ハイブリッドクラウドセキュリティ:サーバセキュリティ、ネットワークレイヤセキュリティ等

ネットワーク:ネットワーク監視製品、侵入防御システム等

ユーザ保護:エンドポイントセキュリティ、メール&グループウェアセキュリティ、Webセキュリティ、ストレージセキュリティ等

IoTセキュリティ:産業向け次世代ファイアウォール、ウイルス検索・駆除ツール等

2020年段階でクラウドワークロードセキュリティの市場シェアは2年連続No.1、国内サーバ向けウイルス対策製品の市場シェアNo.1と、シェアもトップクラスを誇ります。

今後は次世代通信規格5Gの普及に合わせて、新たなセキュリティソリューションの提供に努めます。

その他の事業

その他にも、トレンドマイクロは以下の業界別にソリューションの提供を行っています。

  • ヘルスケア業界向け
  • 自治体情報システム向け
  • 学校・教育委員会向け
  • 教育・大学向け対策
  • 製造業向け
  • 流通・小売り向け
  • 金融業界向け

各業界向けにWEBやメールの出入口対策・個人情報の保護等セキュリティシステムを提供。

今後それぞれの業界での保有データが更に増加すると考えられるため、新たなサービスが展開されていくでしょう。

トレンドマイクロの歴史

ここで、これまでのトレンドマイクロの歴史を見てみましょう。

1988 ロサンゼルスにて創業される

1989 トレンドマイクロが設立される

1991 「ウイルスバスター」を開発し販売を開始する

1996 インターネットサーバウイルス対策製品の「InterScan VirusWall」を開発し販売を開始する

2000 東京証券取引所市場第一部に上場する

2003 集中管理ツールの「Trend Micro Control Manager」を発売する

2004 ネットワークウイルス対策機器を発売する

2010 「世界で最も持続可能な100社」に選ばれる

2017 「フリーWi-Fiプロテクション」を発売する

トレンドマイクロが属するトレンドマイクログループとは?

トレンドマイクログループは、トレンドマイクロを中心として北米や欧州・アジア等の地域の子会社から構成されています。

グループ全体でコンピュータセキュリティ対策製品の研究開発・販売・業務支援まで一貫して行います。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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