年間で650件ものプロジェクトを手掛けるシステムインテグレーター!選考では何が行われる?気になるポイントを一つずつ解消!
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役9名に対して総額3億4871万円で1人あたり3874万円、社内監査役1名に対して1320万円が支給されていました。
このことから、代表取締役社長の小林裕嘉氏の報酬は3874万円以上1憶円未満であると考えて良いでしょう。
今後は高付加価値SIサービスの基盤作りに注力し、更に高品質な製品・サービスを提供することを目標として掲げています。
業績も好調であるため、今後役員の報酬もどんどん上昇していくと予想できます。
TDCソフトの競合会社として、大塚商会やTIS等が挙げられます。
それぞれの年収を比較すると、TDCソフトは601万円、大塚商会は851万円、TISは681万円と、現時点では競合会社には及びませんでした。
しかし近年では既存技術の活用領域の拡大を目指し、技術力の向上はもちろん新市場や新分野の開拓に尽力。
現在はIT技術者のスキル管理やクラウド型ワークフローシステム等のサービスを展開するにあたっての研究にも取り組んでおり、事業領域をどんどん拡大しています。
今後多様化するニーズに対応できる製品やサービスを提供していくと考えられるので、年収はまだまだ伸びていくと期待できます。
TDCソフトの2017年から2019年にかけての売り上げ及び経常利益の推移を見ていきましょう。
売り上げは2017年で220.9億円、2018年で230.1億円、2019年で259.6億円でした。
また経常利益は2017年で16.2億円、2018年で18.1億円、2019年で21.7億円となっていました。
直近3年間で売り上げは約38.7億円、経常利益は約5.5億円それぞれ順調に上昇しており、業績は好調であると言えます。
近年新型コロナウイルスの影響を受け、クラウド化・キャッシュレス化のニーズが高まっていること等も影響していると考えられます。
安定した利益を得ることができているため、社員の年収もそれに伴い高くなっていると言って良いでしょう。
TDCソフトグループは、TDCフューテック、八木ビジネスコンサルタント等の国内連結子会社1社・国内非連結子会社2社から構成されるグループです。
グループ企業では、コンピュータソフトウェアの開発・販売、情報処理機器・システムの設計・開発・販売、ソフトウェアのコンサルタント業務・開発・販売等の事業を展開しています。
TDCソフトでは現在、新卒採用・キャリア採用が行われています。
それぞれの募集要項を詳しく見ていきましょう。
新卒採用ではソフトウェア技術者(SE)の募集を行っており、2021年4月には120名を採用する予定です。
入社にあたって特に資格は必要なく、プログラミング経験も問われません。
新入社員の理系・文系の割合は毎年約6:4程となっており、研修が充実しているため文系出身の方も活躍することが充分可能。
入社後は全社員「基本情報技術者試験」の合格を目指すことになるため、就職活動の状況を見て時間に余裕がある方は、少しずつ勉強を進めておいても良いかもしれません。
選考は、Webテスト→会社説明会→個人面接(複数回)→最終面接(役員との個人面接)の順で進みます。
個人面接は30分~40分程、最終面接は約30分程それぞれ行われ、個人面接の際には作文の提出も求められます。
作文のテーマは二次面接後に知らされるので、きちんとメモを取っておきましょう。
またWebテストは基礎学力のテストとなり、言語・数理・論理の分野の問題がそれぞれ出題されるとのことです。
過去にWebテストを受けた方の体験談を見ると、大問が5問程あり、大問ごとに制限時間が定められているとのことでした。
SPIテストの対策をきちんとしていれば充分対応できるレベルとのことなので、前もってしっかり準備をしておきましょう。
キャリア採用では現在、以下の職種の募集が行われています。
どの職種も応募する上で豊富な業務経験が必要となります。
これまでに経験してきたことや培ったスキル等を、選考を通してしっかりアピールしましょう。
応募は、募集要項の「応募はこちら」からそれぞれフォームを入力することで応募できます。
自身の基本情報をはじめ現在の就業状況・転職回数・保有資格等についても入力する必要があり、履歴書・職務経歴書のファイルのアップロードも求められます。
時間に余裕を持って応募し、希望時期に入社できるようにしましょう。
また、「フリーポジション」「興味エントリー」としての募集も行われています。
「フリーポジション」では自身の適性や経験に合ったポジションを考えてもらうことができ、「興味エントリー」では選考に進む前に一先ず担当者と話すことができます。
様々な応募方法が用意されているので、自身の希望に合わせて応募方法を選択し選考に進みましょう。
TDCソフトの新卒採用の質問欄には、求める人材像として「一緒に働きたいと思える人」と記載しており、以下のようにもありました。
リクナビには以下のようにも記載されています。
また、行動指針として以下の五つを掲げています。
このことからTDCソフトでは、挑戦心・コミュニケーションスキル・行動力・忍耐力・リーダーシップ等があり、周囲を巻き込みながら新しいことにチャレンジすることのできる人材を求めていると推測できます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
合わせてチェックされてる年収ランキング
同じエリア(東京)の年収ランキング上位企業
同じ業界・業種(情報・通信業)の年収ランキング上位企業
表示準備中