出世後の報酬はどれくらい？求める人材像を表すモットーとは？面接で重視されるポイントも徹底的に分析！
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員の存在についての記載はありませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役10名に対して総額2億9800万円で1人あたり2980万円、社内監査役1名に対して1300万円が支給されていました。
このことから、代表取締役社長の中島信也氏の報酬は2980万円以上1憶円未満であると予想できます。
近年では動画の視聴デバイスの多様化に合わせ各事業で新たな価値の創造に尽力。
事業の形が変化していくにつれ新たな収益源ができると考えられるので、役員の報酬も更に上昇していくでしょう。
東北新社の競合会社として、ＩＭＡＧＩＣＡ ＧＲＯＵＰや松竹等が挙げられます。
それぞれの年収を比較すると、東北新社は600万円、ＩＭＡＧＩＣＡ ＧＲＯＵＰは805万円、松竹は833万円と、現時点では競合会社には及びませんでした。
しかし、現在は新型コロナウイルスの流行により人々の在宅率も伸びているため、コンテンツに対する需要もそれに伴いどんどん上昇。
今後多様化するニーズを押さえつつも、東北新社のクリエイティビティを発揮することによって更なる事業の発展を図っているため、少しずつ競合との差を縮めていくと考えられます。
東北新社の直近3年間の売り上げの推移を確認すると、2017年で413.9億円、2018年で401.7億円、2019年で393.2億円と、現時点ではやや下降傾向にあるようです。
近年では新型コロナウイルスの影響を受け、通常通り制作・収録業務ができないこと等が業績に響いていると考えられます。
しかし2019年から2020年にかけては音響字幕制作部門での受注が増加したことや運営の効率化・利益率の改善を行ったこと等により、複数の事業で増収。
どのような状況下であっても最善を尽くして事業を運営できているため業績もあまり大きな変動はなく、社員に還元することができていると言えます。
今後は新しい生活様式に合わせて新たに事業の運営体制を構築していくとのことなので、業績も徐々に回復し、平均年収も上昇するかもしれません。
東北新社グループは、オムニバス・ジャパン、オフィスPAC、二番工房、ソーダコミュニケーションズ、ティーエフシープラス等の子会社20社・関連会社9社から構成されるグループです。
グループ企業では、CM制作・セールスプロモーション、映画・番組制作、番組調達・編成、映像学校の運営等、あらゆる事業を手掛けています。
東北新社では現在、新卒採用・中途採用が行われています。
それぞれの募集要項や選考についての詳しい情報を見ていきましょう。
新卒採用では現在、以下の職種の募集が行われています。
職種・コースの併願、選考時の職種変更は不可とされているので、自身がどの職種に興味があるのかきちんと見極める必要があります。
また、本年度は専門職（グラフィックデザイナー・WEBデザイナー）の募集は行われていないので注意しましょう。
選考は、エントリー→書類選考→筆記試験→面接（複数回）の順で進みます。
専門職では作品選考及びクリエイティブテストが、技術職は筆記試験の際に専門試験がそれぞれ実施されるとのことです。
試験内容は予め知らされないため、情報収集に努めるようにしましょう。
また筆記試験は数列・推理・歴史・化学・法律・英語等、幅広いジャンルの問題が出題されたという体験談が多く見られました。
難易度もやや高いため、SPIやSCOAの試験対策をしっかりしておく必要があるとのことです。
就職活動が始まる前から少しずつ勉強し、問題に慣れておくことで本番も落ち着いて解くことができるでしょう。
中途採用では現在、公式ホームページで障がい者採用として一般事務職の募集が行われています。
主な業務内容は以下の通りです。
業界未経験の方であっても応募することが可能であるため、興味のある方はぜひ応募しましょう。
応募は、履歴書・職務経歴書・障がい者手帳のコピーを人事部まで郵送することで応募できます。
メールでは受付をしていないとのことなので、注意しましょう。
また現時点では、転職サイトでの他の職種の募集は行われていませんでした。
新卒採用情報を参考にすると、今後総合職・技術職・専門職の各職種で必要に応じて中途採用の募集が行われると考えられるので、こまめに公式ホームページや転職サイトを確認するようにしましょう。
東北新社が求める人材像を紐解くために、東北新社のモットー「PCTS（ピクツ）」を確認しておきましょう。
情熱は、すべての根源的なエネルギーとなる。
美しいものへの無垢な驚き、喜びや感動、創造にかける強靭な粘り、妥協を知らない探求心、それらはすべて、心の奥底から湧き出す純粋な情熱の発露である。
ほとばしる情熱こそが、仕事の喜びの源泉である。
創造には無限の可能性と価値がある。
私たちは、感性を磨き、自ら知恵を絞り、汗を流し、手を動かすことによって、どこにもない、誰にもできない、人の心を動かす成果に到達する。
常に柔軟な発想と新たな工夫が、日々に革新をもたらす。
すべての仕事に必要なものは、豊かな創造力である。
映像は、アートとテクノロジーが一体となった文化である。
新しい技術は、新しい映像の可能性を広げる。
私たちは、率先して新たな技術を取り入れ、自らのものとして磨き、新旧のあらゆる技術を駆使することで成長し続けてきた。
技術の追求は、私たちの強みであり、発展の原動力である。
私たちを取り巻く環境は絶えず変化し、その速度はますます加速しつつある。
仕事の進め方をはじめ、判断や行動に、かつてないスピードが求められている。
私たちは、変化の兆しをいち早く感知し、的確に判断し、直ちに実行する。スピードは強力な武器である。
また現在は「自律的に進化する、イノベーションとクリエイティビティーに満ち溢れた集団」となるため、東北新社グループ全体で力を合わせ活動しています。
これらのことから東北新社では、飽くなき好奇心と探求心を持ち、更なる飛躍を目指して行動することのできる人材を求めていると推測できます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日：2024年1月1日
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