業績回復にはこんな努力があった!気になる高年収の理由とは?面接・試験を乗り越えるためには?
商船三井の平均年収は、2024年で前期に比べて上昇傾向の986.3万円となりました。海運業界内トップの平均年収です。商船三井は日本三大海運会社の一つで、資源やエネルギーなどを世界中に輸送しています。職種は陸上職と海上職に分かれており、海上職の方が若干平均年収が高い傾向にあります。陸上職は、繁忙期以外はワークライフバランスが取りやすく、特別休暇という連休も取得できます。海上職の場合は6ヶ月働いて3ヶ月休むというサイクルで働きます。船の上では個室と食事が用意されるため、お金が貯まりやすいです。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(商船三井と上場企業平均)
商船三井の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると42.7万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は980.0万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
商船三井の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 986万円 |
2018年 | 944万円 |
2017年 | 969万円 |
2016年 | 1000万円 |
2015年 | 1001万円 |
商船三井の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
986.3万 | 612.5万 | 432.2万 |
商船三井の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると373.8万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると554.1万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中112位と高い順位となります。
商船三井の平均年収 | 海運業界の平均年収 |
---|---|
986.3万 | 809.9万 |
商船三井が属する海運業界の上場企業の平均年収は809.9万円です。 そのため、商船三井の年収は業界平均と比べて176.4万円高く、業界内順位を見ると13社中1位と高い順位となります。
商船三井の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
986.3万 | 647.2万 |
商船三井の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、商船三井の年収はエリア平均と比べて339.1万円高く、エリア内順位を見ると1979社中91位と高い順位となります。
商船三井では3月、6月、9月、12月の年4回、ボーナスが支給されます。
平均支給金額は約110万円〜360万円、男女間の差は最大で約70万円、ピークは50歳代で訪れます。
他企業との違いで一番目を引くのが、ボーナスが年4回も支給されることです。
支給額も最高300万円を超えるなど、若手のうちから給与水準は高く、非常に安定した年収が期待できると言えるでしょう。
職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約750万円〜1000万円、技術職は約730万円〜980万円、総合職は約950万円〜1400万円となっています。
一般的には総合職のみが高額な年収を得る結果となりますが、商船三井ではどの職種でも1000万円ほどと高い年収を得ることができます。
学歴別の初任給は2018年の実績によると、学部卒220,000円、修士了256,280円で、一般企業とさほど変わりはありません。
まだ仕事に不慣れな新人でも高い給与を支給することで、やる気アップやモチベーションの維持に繋げているようです。
出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約1030万円〜1160万円、課長は約1320万円〜1525万円、部長は約1490万円〜1950万円となっています。
管理職に就くと確実に1000万円超えの高年収を得られる上、部長は約2000万円の役職並みの高年収が期待できます。
基本給は年功序列であるため、努力なしでは年収のアップを期待することは難しいと言えるでしょう。
陸上職員と海上職員の昇級システムは異なりますが、等級アップや昇進に向けて果敢にチャレンジすることをおすすめします。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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