業界トップ3に入る年収はいくらなのか?ボーナスは高い?出世するのは難しい?求める人材や就職活動のコツも教えます
大阪ガスでは新卒採用、キャリア(中途)採用、障がい者採用を行っています。
新卒採用では、大学(院)卒と高専卒を分けて募集しています。
大学(院)卒採用では、ゼネラル/スペシャリストコースとプロフェッショナルコースの募集を行っています。
ゼネラル/スペシャリストコースの仕事内容は、営業、海外営業、経理、財務、人事、労務、法務、輸送、供給技術、エンジニアリング、生産技術、研究、開発、情報、通信技術。
プロフェッショナルコースの仕事内容は、営業、メンテナンス、施工管理、オペレーティング、保安業務です。
勤務地は本社もしくは国内外の各事業所のほか、関連会社へ出向となることもあります。
選考方法は、書類選考⇒グループディスカッション⇒個人面接の流れで進みます。
公式ホームページでは選考フローでのテストに触れていませんが、口コミによると学力や文章力を問う筆記試験が行われるようです。
高専卒採用では、技術職(プロフェッショナルコース)の募集を行っています。
仕事内容はパイプラインの保安業務、メンテナンス、業務用ガス設備のメンテナンス、施工等関連業務、家庭用ガス機器のメンテナンス、ガス製造所、ガス発電所におけるオペレーティング、エネルギーシステム開発、ガス機器開発、ガス機器営業などです。
勤務地は本社もしくは国内の各事業所のほか、関連会社への出向となることもあります。
応募は個人によるものは不可で、学校推薦によるもののみが対象です。
選考方法は、学校推薦⇒WEB適性テスト⇒採用試験(個人面接・文章問題・基礎学力試験・グループディスカッション)の流れで進みます。
中途採用では、営業職や技術職、専門事務職などの募集を行っています。
公式ホームページでは大阪ガスのほか、大阪ガスマーケティング、Daigasエナジ-、Daigasガスアンドパワーソリューションでの募集情報が掲載されており、応募している仕事内容は多岐にわたります。
応募条件や勤務地は職種によって異なるため、一度公式ホームページや各種求人サイトよりご確認ください。
選考方法は、一次面接⇒WEBテスト⇒二次面接⇒三次面接の流れで進みます。
障がい者採用では、事務職と技術職の募集を行っています。
雇用形態は更新ありの1年契約となりますが、入社後に正社員登用制度を利用して正社員を目指すことも可能です。
勤務地は大阪市、神戸市、京都市、堺市、東大阪市、高槻市、枚方市、奈良市、姫路市、草津市、彦根市、和歌山市の中から配属先が決まります。
選考方法は、書類選考⇒適性検査・面接複数回の流れで進みます。
大阪ガスが求める人材は、行動力や向上心、コミュニケーション能力の高い人材です。
大阪ガスが手がけるガスや電気といったエネルギー事業は、人々の生活に欠かせません。
だからこそ自ら動いて、お客さまや仲間とのコミュニケーションを大切にし、常に成長しながら着実に仕事をすすめられる人材であることが重要となります。
大阪ガスの採用実績には、京都大学や早稲田大学、慶應義塾大学などの優秀な大学や大学院が名前を連ねています。
そのことから、就職は難関であることがうかがえるます。
筆記試験は他社よりも難しいという口コミもあり、学力面は必須です。
面接はグループディスカッションや個別面接などが行われるため、あらゆる角度からの質問に答えられるようにすることが大切。
就職活動をした方は、OB訪問や徹底した企業研究、他社比較、自己分析などを行っているので、これから就職を目指す人は徹底的に情報収集することを心がけましょう。
従業員数推移(大阪ガスと上場企業平均)
大阪ガス | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 5,392人 | 1,035人 |
2018年 | 5,617人 | 1,071人 |
2017年 | 5,731人 | 1,042人 |
2016年 | 5,824人 | 1,055人 |
2015年 | 5,866人 | 1,055人 |
大阪ガスの従業員数は2019年で5,392人と、1年前と比べて225人の減少となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次に大阪ガスと同じ電気・ガス業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が4,847人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(大阪ガスと上場企業平均)
大阪ガス | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 43.3歳 | 41歳 |
2018年 | 43.5歳 | 41歳 |
2017年 | 43.4歳 | 40歳 |
2016年 | 43.3歳 | 40歳 |
2015年 | 43.2歳 | 40歳 |
大阪ガスの平均年齢は2019年で43.3歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。
平均年齢を同じ電気・ガス業界内で比較してみました。業界平均が42歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。
平均勤続年数推移(大阪ガスと上場企業平均)
大阪ガス | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 17.8年 | 12年 |
2018年 | 18.3年 | 13年 |
2017年 | 19.1年 | 13年 |
2016年 | 19.6年 | 13年 |
2015年 | 20.0年 | 13年 |
大阪ガスの平均勤続年数は2019年で17.8年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ電気・ガス業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が18.0年のため、業界内で見ても短い水準となります。
大阪ガスが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1兆1045.4億円 | 405.5億円 |
2018年3月期 | 1兆396.3億円 | 582.0億円 |
2017年3月期 | 9068.5億円 | 702.7億円 |
2016年3月期 | 1兆397.3億円 | 1133.5億円 |
2015年3月期 | 1兆2518.4億円 | 882.6億円 |
まず、大阪ガスと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、大阪ガスが1兆1045.4億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。大阪ガスの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、大阪ガスが6.2%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
大阪ガス | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 2.0億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 1.9億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 1.6億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 1.8億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 2.1億円 | 9870万 |
次に、大阪ガスと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、大阪ガスは2.0億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため大阪ガスは上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
大阪ガス | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 752万円 | 788万 |
2018年3月期 | 1036万円 | 731万 |
2017年3月期 | 1226万円 | 741万 |
2016年3月期 | 1946万円 | 672万 |
2015年3月期 | 1505万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、大阪ガスは752万円、上場企業平均が788万円となっています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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