気になる役員・役職の実態は?高年収の理由には揺るぎない理念があった!就職・転職するために必要なモノとは?
任天堂では、新卒採用、キャリア採用(中途採用)、プロジェクト採用、障がい者採用にて募集を行っています。
新卒採用では、ゲーム開発、システム開発を行う理工系、CGデザイン、UI/UXデザイン、エフェクトデザインなどを行うデザイン系、作曲・編曲を行うサウンド系、新しいゲームなどの企画を行う制作企画系、経理、法務、知的財産、人事などの事務系にて募集を行っています。
勤務地は、入社後2年~3年は主として本社の京都勤務となりますが、配属によっては東京勤務の可能性もあります。
選考方法は、プレエントリー→エントリーシート提出→書類選考→筆記試験+面接(複数回)→内々定となります。
中途採用では現在、デザイナー、エンジニア、プランナー、サウンドクリエイター、コーポレートスタッフなどの職種にて募集を行っています。
勤務地は京都か東京のいずれかで、勤務地によって細かい募集内容も変わるため、希望の職種と勤務地を照らし合わせて探しましょう。
選考方法は、Web応募→作品選考(職種に応じて)→面接 (複数回)→内々定となります。
プロジェクト採用では、期間限定でプロジェクトごとの開発に携わる契約社員を募集しています。
現在はデザイナーを募集していますが、時期によっては募集内容や職種が変更されますので、こまめにチェックしましょう。
選考方法は、Web応募→書類選考→約1ヶ月ほどで結果連絡となります。
障がい者採用では、人事、総務、経理などの一般事務、社内資料の翻訳業務にて募集を行っています。
勤務地は本社のある京都のみです。
選考方法は、履歴書・職務経歴書・障がい者手帳のコピーを郵送→書類選考→面接(複数回)→内々定となります。
任天堂では求める人材像を「常に新しくユニークな挑戦を、柔軟にそして前向きに継続し、任天堂を新しい姿に変えていけるような人材」としています。
ゲームの質的転換を完成させるためには、ユニークな発想と独創力、知識を知恵に変えられる柔軟な思考が必要となります。
一つのゲームを作成するためには他部署や協力会社など多くの人が関わるため、必然的にコミュニケーション能力の高さも求められます。
また、海外への輸出が全体の75%に及ぶため、英語力も求められます。
早いと入社から3年ほどで海外出張を経験するため、実践的な会話力が必要なのです。
任天堂への転職難易度は非常に高く、経験が浅い人は書類選考の時点で振るい落とされてしまいます。
書類選考を通過したとしても、筆記試験や面接という関門が立ちはだかります。
筆記試験では、かなりコアな質問をされたという人もおり、徹底的な企業研究やゲーム業界の知識を深めておく必要があります。
本番の面接では「アルゴリズム」について説明するよう求められるようで、入社後に問題やトラブルに見舞われた際にどう対処するのか、その人の問題解決能力や冷静さを見極めたいという様子が伺えます。
また、以前のインタビュー記事によると、人事部は「プラスアルファのセールスポイント」をアピールできるかが重要だと話しています。
パソコンに非常に詳しい、簿記ができるなど、任天堂が求めている以上のものをアピールすることで、採用へ一歩近づけるかもしれません。
従業員数推移(任天堂と上場企業平均)
任天堂 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 2,286人 | 1,035人 |
2018年 | 2,191人 | 1,071人 |
2017年 | 2,133人 | 1,042人 |
2016年 | 2,066人 | 1,055人 |
2015年 | 2,009人 | 1,055人 |
任天堂の従業員数は2019年で2,286人と、1年前と比べて95人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次に任天堂と同じその他製品業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が836人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(任天堂と上場企業平均)
任天堂 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 39.3歳 | 41歳 |
2018年 | 38.6歳 | 41歳 |
2017年 | 38.3歳 | 40歳 |
2016年 | 37.8歳 | 40歳 |
2015年 | 37.2歳 | 40歳 |
任天堂の平均年齢は2019年で39.3歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じその他製品業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(任天堂と上場企業平均)
任天堂 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 13.5年 | 12年 |
2018年 | 13.5年 | 13年 |
2017年 | 13.9年 | 13年 |
2016年 | 13.5年 | 13年 |
2015年 | 13.1年 | 13年 |
任天堂の平均勤続年数は2019年で13.5年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じその他製品業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が13.5年のため、業界内で見ても長い水準となります。
任天堂が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1兆25.1億円 | 2365.1億円 |
2018年3月期 | 9785.0億円 | 1334.3億円 |
2017年3月期 | 3633.8億円 | -76.3億円 |
2016年3月期 | 3799.9億円 | 108.3億円 |
2015年3月期 | 3668.1億円 | 698.9億円 |
まず、任天堂と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、任天堂が1兆25.1億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。任天堂の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、任天堂が2.5%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
任天堂 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 4.4億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 4.5億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 1.7億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 1.8億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 1.8億円 | 9870万 |
次に、任天堂と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、任天堂は4.4億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため任天堂は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
任天堂 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1.0億円 | 788万 |
2018年3月期 | 6090万円 | 731万 |
2017年3月期 | -358万円 | 741万 |
2016年3月期 | 524万円 | 672万 |
2015年3月期 | 3479万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、任天堂は1.0億円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため任天堂は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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