気になる役員・役職の実態は?高年収の理由には揺るぎない理念があった!就職・転職するために必要なモノとは?
代表取締役社長の古川 俊太郎氏の年収は約2億1100万円、代表取締役フェローの宮本 茂氏の年収は約1億7100万円、取締役専務執行役員の高橋 伸也氏の年収は約1億1100万円、その他の取締役の平均年収は約1億100万円となっています。
社長以外の取締役の平均年収が1億円超えというのは非常に高い報酬であり、他の企業でもあまり見ることはありません。
いかに任天堂の業績が好調で、従業員への還元もしっかり行われる安定した企業かどうかが分かります。
任天堂の競合他社と言えば、コナミホールディングスやバンダイナムコHDなどが挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、コナミホールディングスの平均年収は約819.3万円、バンダイナムコHDの平均年収は約1083.2万円、となっています。
任天堂の平均年収は約912.6万円なので、ゲーム業界の中でも高い年収であることが分かります。
ゲーム業界は全体的に平均年収が高い傾向にあるのですが、任天堂はブランド力も高いため、安心して定年まで勤務できる環境と言えるでしょう。
任天堂の平均年収は、緩やかではありますが、毎年上昇傾向にあります。
その理由には、売上の9割がゲーム機という任天堂の特徴が関係しています。
他の企業ではゲーム機の売上は全体の3割程度に留まり、スマートフォンやパソコンなどのが大きく占めています。
「ハード・ソフト一体型の娯楽商品を世界に向けて作り続ける」という理念を貫き通すことが、目標の100万台を優に超える大ヒットとなった「Nintendo Switch」を生み出すことにも繋がっているのです。
また、ソフトウェアではミリオンセラーとなったタイトルが12本にも及びます。
キャラクターグッズなどの開発とは違い、開発の費用は開発時のみであるため、販売後は販売数が増えれば増える分だけ営業利益率が上昇。
任天堂の理念を貫き通すことで、高い平均年収を実現しているのです。
任天堂はゲーム業界の重鎮とも言える、世界中に愛されるゲーム機やソフトウェアを製造・販売する企業です。
任天堂の主な事業は、ゲーム機のハードウェア、ソフトウェア、周辺機器、アクセサリーなどの製造・販売です。
携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」や家庭用テレビゲーム機「スーパーファミコン」などの有名なゲーム機を販売し、日本のビデオゲーム界に革命を起こしました。
最新では、2017年に持ち運べる家庭用テレビゲーム機「Nintendo Switch」を販売し、入手困難な状況がしばらく続くほど人気に。
常に時代の先端を行く、新しいビデオゲームを提供し続けています。
ソフトウェア事業では、ドンキーコングやスーパーマリオブラザーズなど、世界中の子供に愛され続けるオリジナルキャラクターを輩出し続けています。
日本で初めてのトランプを製造したことでも有名な任天堂ですが、現在では花札やカルタの定番カードゲームはもちろん、人気アニメのトレーディングカードなど製造も行っています。
その他の事業では、ビデオゲームに登場するキャラクターのフィギュアやぬいぐるみなどの玩具や雑貨を製造・販売。
オリジナルキャラクターのマリオに関しては、玩具以外にもキッチン用品やトラベルグッズなどのオリジナルグッズを世界中に販売しています。
また、ゲーム売場や店舗などへ手軽に設置できる、チョコレートやキャンディなどのお菓子が出てくるマシンを無償貸与したり、ビデオゲームの販売店様に対し、ゲーム機を購入したお客様を対象とした延長保証サービスを行うなど、子どもが安心して楽しめるサービスを提供しています。
任天堂の歴史について年表形式でご紹介します。
任天堂グループとは、任天堂が中心核となるグループ企業のことです。
所属する企業には、ゲームソフトのデバッグやモニターを専門とするマリオクラブ株式会社、家庭用ゲームソフトウェアの企画・開発・製作を行う株式会社モノリスソフト、コンピューターゲームソフトウェアやコンテンツ開発を行うエヌディーキューブ株式会社などがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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