国内市場のシェアトップクラス!日本を代表する大手スポーツメーカー!面接前に必ず確認しておくべきこととは!?
2019年度の有価証券報告書を確認すると、代表取締役会長CEOの尾山基氏の報酬は1億6700万円でした。
また、社内取締役8名に対して総額4億6400万円で1人あたり5800万円、社内監査役2名に対して総額3100万円で1人あたり1550万円が支給されていました。
尾山基氏の報酬と比較すると現段階では社内取締役・社内監査役の報酬はあまり高い印象は受けませんが、各事業で新たな製品を開発しようと尽力しているため、今後他の役員の報酬も上昇するでしょう。
アシックスの競合会社として、ミズノやヨネックスが挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、アシックスは769万円、ミズノは632万円、ヨネックスは495万円でした。
競合と比べても年収は随分と高く、その他製品業界内の平均555.6万円と比較しても213.1万円高いことが分かります。
海外での人気も高いことから、今後も年収は上昇し続けると予想できます。
アシックスの年収の高さの理由として、時代の流れに合わせた製品の開発・アピールを行っていることが挙げられます。
近年ではカシオ計算機と協業で、ランニングフォームの分析を基にしたコーチング・身体づくりプログラムの提案等の機能を備えたランナー向けサービスを開発。
インフルエンサーとも積極的に協業を行う等、若者へのアピールにも尽力しています。
そのため収益もしっかり確保でき、社員に還元することができていると言えるでしょう。
アシックスでは主にアスレチックスポーツ事業・スポーツライフスタイル事業を手掛けています。
それぞれの事業について詳しく見てみましょう。
アスレチックスポーツ事業では、ランニング・テニス・ラグビー・バレーボール等スポーツごとにカテゴリーを分けてシューズやウェアの販売を行っています。
特にランニングシューズは東アジアで順調に売り上げが伸びており、テニス関連製品に至ってはフランス・ドイツ・スペインでシェアNo.1。
ランニング製品も売上高の50%を誇る等、事業は順調であると言えるでしょう。
今後は女性向け製品やトレーニングカテゴリーを強化し、更なる事業の拡大に努めます。
スポーツライフスタイル事業では、独自ブランド「オニツカタイガー」「アシックスタイガー」をそれぞれ展開しています。
「オニツカタイガー」では日本の伝統を取り入れ近代的感覚と融合させた製品を、「アシックスタイガー」では新しくアメリカンストリートファッションの要素を取り入れる等独自の素材・カラーリングにこだわった製品をそれぞれ販売。
今後も新たな製品を輩出していくでしょう。
その他にもアシックスは健康快適事業を手掛けています。
健康快適事業では「健康・快適」をテーマにゴルフ製品のクラブ等や、男性用のビジネスシューズ「RUNWALK」、働く女性用のパンプス「GIRO」、子ども用のシューズ「スクスク」等を展開。
機能訓練特化型デイサービス施設の運営等も行っており、あらゆる視点から様々な年代の方の健康を支えています。
ここで、アシックスのこれまでの歴史を簡単に見ていきましょう。
1949 鬼塚商会発足、9月に鬼塚株式会社を設立する
1953 自家工場タイガーゴム工業所を開所する
1957 生産部門としてタイガーゴム工業所を改組し、オニツカを設立する
1964 2月に神戸証券取引所、4月に大阪証券取引所市場第二部にそれぞれ上場する
1972 東京証券取引所市場第二部に上場する
1974 東京証券取引所・大阪証券取引所市場第一部に上場する
1977 社名をアシックスに変更する
2009 アシックススポーツミュージアムを開館する
アシックスグループは、子会社約59社から構成されているグループです。
グループ企業ではアシックス製品の仲介貿易や販売を中心に行っています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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