気になるボーナスと高い平均年収の理由を紹介!社員や役員は?幅広い事業内容と求められる人材像をご紹介!
最新の有価証券報告書によると、代表取締役会長の足立 直樹氏の年収は1億9800万円、代表取締役社長の金子 眞吾氏の年収は1億9200万円となっています。
その他、取締役の平均年収は約5700万円、監査役は約3900万円でした。
以前の有価証券報告書を確認してみると、足立氏の年収は近年2億円を超えていましたので、ここ数年は少し減額されていることが分かります。
しかし、足立氏と金子氏の年収が約2億円なのに対し、取締役らの平均年収は約3分の1ですから、足立氏の減額は微々たるものと言えるでしょう。
凸版印刷の競合相手と言えば、大日本印刷や日本製紙が思い浮かびます。
では、どの程度年収に差があるのか比較してみましょう。
有価証券報告書によると、大日本印刷の平均年収は約726万円、日本製紙の平均年収は約664.9万円でした。
凸版印刷の平均年収が約664.4万円、業界内でも13位と好位置をキープしていますので、凸版印刷の平均年収は高いと言えるでしょう。
有価証券報告書によると、凸版印刷の2015年の売上高は1,526,914(百万円)だったのに対し、2016年以降は1,400,000(百万円)台と少し減少していますが、安定はしています。
また、逆に純利益は2015年には22,868(百万円)だったのに対し、2019年は41,060(百万円)と増加しているのです。
単純に考えても、純利益を順調に伸ばしていることで従業員の年収を高い水準で安定させることに成功しています。
また、代表取締役会長の足立 直樹氏の年収を2000万円以上減額させたことも、少しながら影響していると考えられます。
凸版印刷はその名の通り印刷業界に属する企業ですが、幅広い分野の事業でもその活躍が知られています。
主な事業としては、身近な商品のパッケージなどの印刷物はもちろん、「情報加工」と「マーケティング・ソリューション」を軸に「ちらしマーケット! Shufoo!」などのサービスを提供するなど、情報コミニュケーションの分野でサービスを提供しています。
その他には建築材のプロテュースや、傷が付きにくい「Smart NANO」など、新しい素材 の開発にも取り組んでいます。
印刷で培った様々な技術を身近な製品や素材の開発にも生かしています。
その他の事業としては、「印刷テクノロジー」を活用し、ディスプレイ関連製品や半導体関連製品を取り扱うエレクトロニクス事業などを積極的に展開。
また、読者が読みやすく記憶に残りやすいようにとオリジナルの書体(フォント)の作成にも取り組んでいます。
近年ではVRの世界にも進出し、文化財などのデジタル化による保存や公開も行っています。
印刷のテクノロジーを生かした、印刷物だけにとらわれない幅広い事業展開が魅力です。
凸版印刷の100年以上にも及ぶ長い歴史を、簡単にご紹介します。
トッパングループは、凸版印刷が中心核となり、様々なジャンルの企業が集結したグループです。
出版社、旅行代理業、保険サービス、人材派遣など、幅広いジャンルの企業が約40社ほど属しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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