トプコンの年収【2024年最新版】(2ページ目)

海外売上高比率約80%!衣食住全ての分野で活躍する光学機器メーカー!就活前に知っておきたい求められる人物像とは?


トプコンの社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円以上の役員についての記載はありませんでした。

また、社内取締役6名に対して総額2億5300万円で1人あたり4216万円、社内監査役3名に対して総額3100万円で1人あたり1033万円が支給されていました。

業績も右肩上がりであることから、今後役員の報酬も上昇していくと期待できます。

競合他社とトプコンの年収比較

トプコンの競合会社として、島津製作所ニコン等が挙げられます。

それぞれの年収を見ていくと、トプコンは761万円、島津製作所は821万円、ニコンは831万円でした。

現時点では競合会社には及びませんでしたが、より利便性の高い製品の開発にも取り組んでおり業績も好調であるため、今後競合会社の年収を超える可能性はあると言えるでしょう。

トプコンの平均年収が高い理由

トプコンの売り上げ及び経常利益を見ていくと、売り上げは2017年で424.2億円、2018年で448.9億円、2019年で459.8億円でした。

また、経常利益は2017年で12.9億円、2018年で33.1億円、2019年で59.9億円となっています。

2017年から2019年にかけて売り上げは35.6億円、経常利益は47億円と、それぞれ上昇。

海外売上高比率約80%と海外での拡販も成功していることが、業績の良さに繋がっているのでしょう。

それに伴い社員の年収も高くなっていると考えられます。

トプコンの事業内容

主な事業

トプコンでは、ポジショニング事業・スマートインフラ事業・アイケア事業の三つを手掛けています。

それぞれの事業では以下の製品を扱います。

ポジショニング事業:測量用GNSS受信機、GIS用GNSS受信機、GNSSリファレンスステーションシステム、土木施工用マシンコントロールシステム等

スマートインフラ事業:トータルステーション、レイアウトナビゲーター、モバイルサーベイシステム、3Dレーザースキャナー等

アイケア事業:3次元眼底像撮影装置、眼底カメラ、無散瞳眼底カメラ、眼科用レーザ光凝固装置等

現代社会のニーズに応えるため、各事業でIT化等を推進。

今後も生産性・医療効率の向上のため、より良い製品の開発に尽力します。

その他の事業

トプコンではその他にも特需ビジネスとして、宇宙向け光学製品・デバイス製品等も手掛けています。

設計・レンズ加工・コーティング・組み立て・試験等一貫して行っており、これまでに様々な製品が「はやぶさ」等の衛星機器に使用されてきました。

今後もあらゆる製品を展開し、宇宙産業の発展に貢献していくでしょう。

トプコンの歴史

ここで、トプコンのこれまでの歴史を見ていきましょう。

1932 東京光学機械が創立される

1937 東京光学機械の第一号カメラ「ロード」の生産が始まる

1947 レンズメーターI型を発売する、医用機器事業を始める

1949 東京証券取引所・大阪証券取引所にそれぞれ上場する

1951 国産初となるレフラクトメーター1型を発売する

1971 メガネレンズ事業に参入する

1986 東京証券取引所・大阪証券取引所の市場第一部にそれぞれ上場する

1989 社名をトプコンに変更する

トプコンが属するトプコングループとは?

トプコングループは、トプコンソキアポジショニングジャパン、トプコンメディカルジャパン、トプコンテクノハウス等の企業が所属するグループです。

グループ企業では主にスマートインフラ・ポジショニング関連製品、アイケア関連製品の販売を行っています。

米州、アジア、欧州、中東、アフリカ等世界各国にもグループ企業を持っており、今後拠点を更に拡大していくと予想できます。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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