埋蔵量・生産量国内No.1を誇る大手石油開発企業!競合と比較すると?就活前に知っておくべきこととは?
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役10名に対して総額3億9200万円で1人あたり3920万円、社内監査役2名に対して総額2200万円で1人あたり1100万円がそれぞれ支給されていました。
このことから、代表取締役会長の北村俊昭氏の報酬は3920万円以上1億円未満であると考えて良いでしょう。
今後の役員の報酬の伸びしろにまだまだ期待できます。
国際石油開発帝石の競合会社として、石油資源開発やK&Oエナジーグループが挙げられます。
それぞれの年収を確認すると、国際石油開発帝石は922万円、石油資源開発は837万円、K&Oエナジーグループは760万円と、現時点では競合をはるかに上回る年収であることが分かりました。
鉱業業界内の平均である798.8万円と比較しても約123.2万円高いことからも、水準の高さが窺えます。
今後も事業の拡大に伴い更に競合会社を引き離していくと考えられます。
国際石油開発帝石の直近3年間の売り上げの推移を見ていくと、2017年は2581.6億円、2018年は2335.7億円、2019年は1361.4億円となっていました。
下降傾向ではあるものの1000億円以上の売り上げをキープしているため、社員にも充分還元できていると考えられます。
新規探鉱推進をはじめ業務の効率化・技術力の向上等を図っていることから、今後業績も徐々に回復し、更に平均年収が上昇すると予想できます。
国際石油開発帝石では主に石油・天然ガスの探鉱・開発・生産等を行っています。
国内だけでなく米州、ユーラシア、中東・アフリカ、インドネシア、オーストラリア・東チモール等、世界20数ヶ国でプロジェクトを展開しており、これまでにアブダビ油田プロジェクトやBTCパイプラインプロジェクト等、数多くのプロジェクトに携わってきた実績を持ちます。
世界規模で需要に応えるため尽力しているので、まだまだ事業は大きくなると考えられます。
その他にも国際石油開発帝石では、グループ企業にて以下の業務にも携わっています。
あらゆる経験を持ったスタッフが揃っているため、顧客の要望に合わせたサービスを提供することが可能。
今後も様々なサービスを展開していくでしょう。
ここで、国際石油開発帝石のこれまでの歴史を見ていきましょう。
1941 帝国石油が設立される
1966 国際石油開発の前身となる北スマトラ海洋石油資源開発が設立される
1967 北スマトラ海洋石油資源開発が社名をインドネシア石油資源開発に変更する
2001 インドネシア石油資源開発が社名を国際石油開発に変更する
2006 国際石油開発株式会社・帝国石油による共同持株会社「国際石油開発帝石ホールディングス」が設立される
2008 国際石油開発帝石が発足される
2013 直江津LNG基地が竣工する
2016 富山ラインの供給が始まる
INPEXグループは帝石パイプライン・インペックス ロジスティクス・ネクストエネルギー・テルナイト等の子会社72社・関連会社28社等が所属するグループです。
グループ企業では天然ガスの輸送・加工・貯蔵や販売、市場調査、生産プラント等の保守・管理、コンサルティング等の事業をそれぞれ運営しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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