ジャムコの年収【2024年最新版】(2ページ目)

世界シェア50%を誇る製品も保有する航空機用内装品メーカー!将来のニーズを見据えて取り組んでいることとは?面接前に準備しておくべきことは?気になる点を一気に解説!


ジャムコの社長や役員の年収

2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

またその他の役員の報酬については、社内取締役6名に対して総額1億8948万円で1人あたり3158万円、社内監査役3名に対して総額4455万円で1人あたり1485万円がそれぞれ支給されていました。

このことから、代表取締役社長CEOの大喜多治年氏の報酬は3158万円以上1憶円未満であると推測できます。

近年では新型コロナウイルスの影響を受け航空旅客需要が減少していますが、今後も技術・品質どちらも更に向上させるため、新規設計開発の実行・新規分野への投資を行うことで競争力の向上を図っています。

如何なる状況下でも更に上を目指す姿勢を忘れず事業に取り組んでいることが、いずれ大きな利益に繋がり、役員の報酬も上昇するかもしれません。

競合他社とジャムコの年収比較

ジャムコの競合会社として、川崎重工業等が挙げられます。

それぞれの年収を比較すると、ジャムコは697万円、川崎重工業は708万円と、現時点では川崎重工業には約11万円程届きませんでしたが、あまり大きな差はないと言えます。

近年では次期プレミアム・シートの開発に加え、次世代軽量材料や炭素繊維構造部材等の研究に取り組み、ジャムコがこれまで培ってきた技術力を活かした高付加価値製品の開発に尽力しています。

今後これらの製品が実際に世に輩出されることで新たな収益源及び成長分野となると考えられるため、競合を超える可能性も充分あると期待できます。

また現時点では上場していないものの、競合会社として株式会社アイテックや双日エアロスペース株式会社等も挙げられるので、併せてチェックしておきましょう。

ジャムコの平均年収が高い理由

ジャムコの直近3年間の売り上げ及び経常利益の推移を確認すると、売り上げは2017年で682.7億円、2018年で661.8億円、2019年で764.5億円でした。

また経常利益は、2017年で16.7億円、2018年で23.1億円、2019年で25.4億円となっています。

売り上げが2018年に一度下降していますが、2017年から2019年にかけて売り上げは約81.8億円、経常利益は約8.7億円それぞれ上昇しました。

現在ジャムコの製品は国内外合わせて100社以上のエアラインで活用されており、主要となるエアライン及び航空機メーカー向けにアメリカ・ヨーロッパ・アジア地域に拠点を置きサービスを提供していること等も業績に寄与していると考えられます。

特に2019年から2020年にかけては、航空機シートやエアライン向け機体整備等の売り上げが増加したため、その分利益を確保することができたと言えます。

これらが要因となって社員にもきちんと還元することができ、平均年収も高くなっていると推測できます。

ジャムコが属するジャムコグループとは?

ジャムコグループは、ジャムコエアロマニュファクチャリング、 ジャムコ エアロテック、オレンジジャムコ等の子会社11社・関連会社1社等から構成されるグループです。

グループ企業では、ギャレー・ラバトリーの組立、炭素繊維構造部材(ADP)・航空機エンジン部品の製造、航空機整備の支援作業等を中心に事業を行っています。

ジャムコの採用情報

ジャムコでは現在、新卒採用を中心に採用活動を行っています。

募集要項について詳しく見ていきましょう。

新卒採用

新卒採用では現在、事務職・技術職それぞれで募集を行っており、入社後は以下の職種・部門に配属される予定です。

  • 事務職:計画部門、資材調達部門、カスタマーサービス部門、補用品部門、営業部門、本社部門
  • 技術職:研究・開発、設計(航空機内装品製造・航空機器製造)、設計(航空機整備)、生産技術・生産管理、品質管理

技能職・パイロット職の募集は本年度は行われていないようですが、今後これらの職種の募集が行われた場合には以下の職種や部門にて業務に携わることとなります。

  • 技能職:製造(航空機内装品製造)、製造(航空機器製造)、整備
  • パイロット職:航空機操縦

配属先は、自身の希望・専攻や事業のニーズ等を総合して決定されます。

入社後も自身の希望やキャリアプラン等に沿って異動をすることも可能であるため、どのようなキャリアを築いていきたいか日々きちんと考えるようにしましょう。

また職種の紹介ページには、各職種・部門での業務内容について簡単に記載されています。

「仲間との出会い」のページでも社員の方の普段の仕事内容やジャムコの印象等について知ることができるので、併せて目を通しておきましょう。

選考は、Webエントリー→会社説明会(WEBセミナー)→適正検査→一次面接→二次面接→役員面接の順で進みます。

適性検査についての詳しい体験談は残念ながら見当たりませんでしたが、内容はSPIテストで言語問題・非言語問題・性格テストが出題されるとのことです。

会社独自で作成したもので難易度はあまり高くなかったとのことなので、市販の本等を活用し、しっかりと対策しておくようにしましょう。

中途採用

残念ながら、現在公式ホームページ及び各転職サイトでは中途採用は行われていませんでした。

転職サイトでも過去の求人情報が見られなかったため、現時点でのジャムコへの転職は難しいと言えます。

しかし新卒採用情報を参考にすると、今後事務系・技術系・技能職・パイロット職それぞれで、必要に応じて中途採用の募集が行われると考えられます。

採用に関しての質問欄を見ると異業種からの転職も可能であるとのことなので、現職では異業種に就いているという方も求人情報が出た際にはぜひ応募しましょう。

また公式ホームページで応募した際の選考フローは、Webエントリー→書類選考→適性検査(SPI)→一次面接→役員面接となります。

段階ごとに提出書類も異なるので、どの時点で何の書類の提出が必要になるのか、都度確認するようにしましょう。

ジャムコで求められる人材像

求める人材像についてのページを見ると、ジャムコでは「グローバルマインドを持っていることはもちろん、各事業の中で責任を持って業務を進めることのできる自律心やリーダーシップと協調性が求められます」とあり、以下のようにも記載されていました。

  • グローバルマインドを持っている人:世界を舞台に何事にも挑戦し続ける姿勢を持っている方
  • 強い意志を持ち、自ら考え行動できる人:自発的に考えて行動し常に向上心を持って取り組んでいくことができる方
  • 周囲と協力し、より大きな力を生み出せる人:一人で完結する仕事はありません、また個人の力には限界があります。周囲と協力することができ大きな困難に負けない方
  • 責任感を持って、最後まであきらめない人:逆境に立たされても、粘り強く立ち向かう姿勢を持ち、最後まであきらめずにやり抜く心構えを持っている方

また、経営理念として以下の三つを掲げています。

技術のジャムコは、士魂の気概をもって

  • 夢の実現にむけて挑戦しつづけます。
  • お客様の喜びと社員の幸せを求めていきます。
  • 自然との共生をはかり、豊かな社会づくりに貢献します。

これらのことからジャムコでは、思考力・行動力・協調性・忍耐力・挑戦心等を持ち、周囲を巻き込んで新しいことにどんどんチャレンジすることのできる人材を求めていると考えられます。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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