自転車部品の世界シェアNo.1!創業90年以上の世界的メーカー!求められる人材も解説!
シマノでは現在新卒採用、キャリア採用を行っています。
それぞれの募集要項について詳細に見ていきましょう。
新卒採用では、大学・大学院生、高専生(専攻科)に対して以下の職種の募集があります。
技術職 :開発、製造、生産技術、品質管理、基礎研究等
総合職 :営業、知的財産、経理等の間接部門
募集学科は理系・文系でそれぞれ次の通りです。
理系:機械、電気・電子、制御、計測、情報・通信、応用物理・物理、応用化学・化学、光学、繊維等
文系: 法、経済、経営、商、政策学部、外国語等
また、2019年度4月の実績では給与はそれぞれ以下の通りとなっています。
博士了:286,840円
修士了:271,830円
大学卒:236,320円
高専卒:207,330円
また、高専生(本科)に対しても組⽴技術・製造(鍛造、切削、熱処理、表⾯処理)の募集が行われています。
募集学科・学部は機械、材料、電気・電⼦、情報、化学等となっており、採用予定人数は13名程です。
給与は2019年度実績では207,330円で、時間外手当や住宅手当、役職手当、⾷事手当等もしっかり支給されます。
選考フローについては公式ホームページでは明らかではありませんが、マイナビではエントリー→会社説明会、WEBエントリーシートの提出→書類選考、適性検査→面談の順であると記載されていました。
適性検査では言語、非言語、英語の問題が出題されます。
面接にて英語の得点について触れられるようなので、対策本を活用し、しっかり備える必要があります。
キャリア採用では、現在以下の職種で募集を行っています。
企画・マーケティング:商品企画(釣用品全般、ルアー)、アプリケーション企画・マネジメント
開発設計:ファームウェア、電気回路設計
生産技術・製造:生産技術(電気または機械)、製造、購買、ダイキャスト(生産業務または金型業務)
管理部門:知財業務、社内SE業務、人事制度企画、人材育成・研修企画、事業管理、安全衛生
応募方法は、人事部に履歴書及び職務経歴書をメールで送付することで応募ができます。
書類選考通過後は英語及び適性検査、面接が2回実施されます。
キャリア採用での面接内容は一般的なものがほとんどであると言われます。
入社後にどのようなことに取り組みたいか、それは現在の会社では実現できないのか等についてしっかり分析し、熟考しておきましょう。
シマノでは求める人材について「好奇心を持ち、視野を広げ、高い目標に挑戦していく人」としており、キーワードと共に以下のように記載されています。
「好奇心」
楽しいことや未知なことを楽しみながら吸収できる方
「専門分野」
一つのことを着実に積み重ね、知見を広めることができる方
「論理的思考力」
人の意見や情報を論理的に捉え、人に分かりやすく伝えることができる方
また、チームシマノの行動指針として次のように掲げています。
これらのことから、シマノでは現状に満足せず常に上を目指し行動できる人材が求められていると考えられます。
シマノの面接では、受験者の内面はもちろん、実際にシマノの製品に触れてきたか、入社後のビジョンをしっかり持っているか等を見られます。
これまでの面接での質問内容も併せて見てみましょう。
また、SHIMANO SQUAREではシマノの歴代の製品や動画等の見学やイベントの参加ができます。
イベントでは自転車、釣り、食をベースにした交流や体験ができるので、ぜひ参加してみましょう。
従業員数推移(シマノと上場企業平均)
シマノ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 1,379人 | 1,035人 |
2018年 | 1,345人 | 1,071人 |
2017年 | 1,299人 | 1,042人 |
2016年 | 1,258人 | 1,055人 |
2015年 | 1,207人 | 1,055人 |
シマノの従業員数は2019年で1,379人と、1年前と比べて34人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次にシマノと同じ車・輸送用機器業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が4,374人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(シマノと上場企業平均)
シマノ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 39.8歳 | 41歳 |
2018年 | 39.9歳 | 41歳 |
2017年 | 39.8歳 | 40歳 |
2016年 | 39.6歳 | 40歳 |
2015年 | 39.8歳 | 40歳 |
シマノの平均年齢は2019年で39.8歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じ車・輸送用機器業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(シマノと上場企業平均)
シマノ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 14.4年 | 12年 |
2018年 | 14.7年 | 13年 |
2017年 | 14.8年 | 13年 |
2016年 | 14.7年 | 13年 |
2015年 | 15.2年 | 13年 |
シマノの平均勤続年数は2019年で14.4年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ車・輸送用機器業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が16.2年のため、業界内で見ても短い水準となります。
シマノが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年12月期 | 2210.4億円 | 353.4億円 |
2018年12月期 | 2048.5億円 | 386.1億円 |
2017年12月期 | 1910.9億円 | 314.8億円 |
2016年12月期 | 1812.2億円 | 312.2億円 |
2015年12月期 | 2924.8億円 | 345.2億円 |
まず、シマノと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年12月期の売上は、シマノが2210.4億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。シマノの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、シマノが7.9%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
シマノ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年12月期 | 1.6億円 | 1.1億 |
2018年12月期 | 1.5億円 | 9064万 |
2017年12月期 | 1.5億円 | 9022万 |
2016年12月期 | 1.4億円 | 9416万 |
2015年12月期 | 2.4億円 | 9870万 |
次に、シマノと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年12月期で見ると、シマノは1.6億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのためシマノは上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
シマノ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年12月期 | 2563万円 | 788万 |
2018年12月期 | 2871万円 | 731万 |
2017年12月期 | 2424万円 | 741万 |
2016年12月期 | 2481万円 | 672万 |
2015年12月期 | 2860万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年12月期では、シマノは2563万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためシマノは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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