シマノの年収【2024年最新版】(2ページ目)

自転車部品の世界シェアNo.1!創業90年以上の世界的メーカー!求められる人材も解説!


シマノの社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書を見ると、代表取締役社長の島野容三氏の報酬は1億600万円でした。

また、社内取締役15名に対して総額4億9700万円で1人あたり3313万円、社内監査役2名に対して総額4300万円で1人あたり2150万円が支払われていました。

島野容三氏と比較すると、社内取締役及び社内監査役の報酬はあまり高い印象は受けません。

売り上げも年々上昇傾向であることから、島野容三氏以外の役員の報酬も徐々に高額になっていくと予想できます。

競合他社とシマノの年収比較

シマノの競合として、グローブライドブリヂストンが挙げられます。

それぞれの年収を見ると、シマノは806万円、グローブライドは683万円、ブリヂストンは728万円でした。

現段階ではグローブライドよりも約123万円、ブリヂストンよりも約78万円高いことが分かりました。

海外での販売数、売り上げも順調に伸びていることから、今後も年収は更に上昇していくでしょう。

シマノの平均年収が高い理由

シマノの売り上げを見てみると、2017年では1910.9億円、2018年では2048.5億円、2019年では2210.4億円となっています。

2017年から2019年にかけて約299.5億円も上昇しており、売上を年々伸ばしていることが分かります。

欧州を中心に電動アシストスポーツバイクや新製品の売り上げが上昇したことが影響していると言えるでしょう。

そのため、社員の年収も高額になっていると考えられます。

シマノの事業内容

主な事業

シマノでは、主にバイシクルコンポーネンツ事業、釣具事業、ボート用品事業等を手掛けています。

それぞれの事業について詳しく見ていきましょう。

バイシクルコンポーネンツ事業

バイシクルコンポーネンツ事業では、競技用自転車や自転車のパーツ等の製造販売を行っています。

シマノのフラッグシップモデルの一つである「DURA-ACE」では、ブレーキレバーやフロントディレイラー、クランクセット等数々の製品を展開。

近年ではテクノロジーを搭載した「Di2」を開発したことで、より簡単で迅速なシフティングを可能にする等、新製品の開発にも積極的に取り組んでいます。

釣具事業

釣具事業では、リールやロッド、ルアー、ウェア等の製品を手掛けています。

これまでに「Bantam」「炎月」「SoaRe」「EXSENCE」等数々のシリーズを輩出してきました。

現在「シマノ釣り」アプリを運営しており、釣種や製品の情報、記事等を提供しています。

ボート用品事業

ボート用品事業では、主にシューズやフットストレッチャーを展開しています。

フットストレッチャーでは人やボートに合わせて形を調整することができる「多段階調整機能」を開発しました。

上下や角度等の方向も微調整できるため、一人一人が能力を最大限に発揮し競技に臨むことが可能です。

その他の事業

シマノではグループ企業にてボート競技で使用されるロウイング関連用品等の製造販売も手掛けます。

その他にもサイクリングシューズや釣り用のシューズ等も同様に製造し、シマノの事業を支えています。

シマノの歴史

シマノは創業当時から自転車部品の製造に携わってきました。

ここではシマノのこれまでの歴史を見ていきます。

1921 島野庄三郎氏が島野鐵工所を創業する、フリーホイールの製造を始める

1940 社名を島野鉄工所に変更する

1951 社名を島野工業に変更する

1956 外装式変速機の製造を始める

1957 内装変速機の製造を始める

1970 釣具事業部が発足される

1972 大阪証券取引所第二部に上場する

1973 東京証券取引所、大阪証券取引所のそれぞれ一部に上場する

1976 「DURA-ACE 10シリーズ」が発売される

1991 社名をシマノに変更する

2012 「DURA-ACE 9000系」が発表される

シマノが属するチームシマノとは?

チームシマノは、シマノセールスやSHIMANO SQUARE等が所属するグループです。

グループ企業では製品の製造販売の他にも歴代製品や動画の展示、ゴルフ製品のフィッティングやカスタマイズ等も行っています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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