海外売上高60%!環境に配慮した製品も多数展開する自動車部品メーカー!報酬の高さの理由とは?
2019年度の有価証券報告書によると、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役7名に対して総額1億8400万円で1人あたり2628万円、社内監査役4名に対して総額4300万円で1人あたり1075万円がそれぞれ支給されていました。
このことから、取締役社長の野村得之氏の報酬は2628万円以上1億円未満であると考えられます。
業績も緩やかに伸び続けているため、今後役員の報酬が1億円を超える可能性もあるかもしれません。
愛三工業の競合会社としてデンソーやアイシン精機が挙げられるでしょう。
それぞれの年収を見てみると、愛三工業は666万円、デンソーは817万円、アイシン精機は750万円と現時点では競合会社の年収には及びませんでした。
しかし、今後更に商品力を高めていくために新製品の開発にも積極的に取り組んでいるので、年収も伸びていくと考えられます。
愛三工業の売り上げ及び経常利益の推移を見てみると、売り上げは2017年で908.2億円、2018年で906.3億円、2019年で959.1億円となっていました。
また、経常利益は2017年で32.4億円、2018年で39.2億円、2019年で48.9億円でした。
2017年から2019年にかけて売り上げは50.9億円、経常利益は16.5億円それぞれ上昇しており、業績は順調であると言えるでしょう。
業績が好調であるため社員にも安定した額を支給することができ、平均年収も高くなっているのでしょう。
愛三工業では自動車部品の製造販売を中心に事業を行っています。
現時点で展開している主な製品としては以下の通りです。
また、車の適合試験として性能試験や排気ガス・燃費試験、始動性試験、走行試験等も実施。
実験や試験等を繰り返し行い、ユーザーのニーズを満たす車両を提供できるよう尽力しています。
愛三工業ではその他にも、グループ企業にてコンピュータシステムやプログラムの開発・販売を行っています。
主に提供しているサービスは以下の通りです。
これまでにドキュメントの管理・日程進捗・社内書類申請等のシステムをはじめとして、データベースの統合・クラウド移行等も行い、顧客の業務をサポートしてきました。
今後も働き方の変化に応じたサービスを展開していくでしょう。
ここで愛三工業のこれまでの歴史を振り返っていきましょう。
1938 愛三工業が設立される
1945 自動車部品の生産を始める
1947 SA型乗用車用キャブレタの生産を始める
1948 紡織機部品の生産を始める
1955 クラウン用キャブレタの生産を始める
1960 エンジンバルブの生産を始める
1979 PM優秀事業場賞を受賞する
1980 名古屋証券取引所第二部に上場する
2000 東京証券取引所第二部に上場する
2001 東京証券取引所・名古屋証券取引所の第一部にそれぞれ上場する
2018 創立80周年を迎える
愛三グループは、テイケイ気化器・愛協産業・アイサンコンピュータサービス・日本超硬等をはじめとした子会社28社・関連会社2社が所属するグループです。
グループ企業では自動車・二輪車や発動機用部品の製造販売、日用雑貨品・事務用品の販売、コンピュータシステム・プログラムの開発等様々な事業を展開しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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