気になるボーナスの平均支給月数は?業績好調の理由とは?求める人材像を公開!
代表取締役社長の宮﨑 直樹氏と代表取締役副社長の橋本 正一氏の年収は公開されていませんでしたが、その他の取締役の平均年収は約4500万円、監査役は約3800万円となっています。
トヨタグループの中では年収が低い方だと言われていますが、取締役・管理職の年収は決して低い方ではありません。
近年の業績の好調さを受け、今後の従業員の給与・ボーナスにどのような影響が出るかに期待が寄せられます。
豊田合成の競合他社というと、日亜化学工業や西川ゴム工業などが挙げられます。
最新の有価証券報告書によれば、日亜化学工業の平均年収は約597.3万円、西川ゴム工業の平均年収は約641.3万円となっています。
豊田合成の平均年収は約664.8万円ですので、車・輸送用機器業界の中では平均よりも少し高い年収と言えるでしょう。
平均年収が高い理由には、業績の好調さが大きく影響しています。
売上高は過去5年間で右肩上がりに上昇しており、2015年3月期の7278億円から2019年3月期には前期比4.1%増の8364億円と1000億円以上の増加を記録しました。
この増収は日本国内での新型車の発売、米州での事業拡販、アジアの生産台数増加などによるもので、営業収益も前年と比べて134億円増加するなど、非常に好調であることが分かります。
業績の好調さに加え、平均年齢42.3歳・勤続年数18.4年と従業員の定着率の高さも、年収を引き上げる要因と言えるでしょう。
豊田合成は、車・輸送用機器業界に属する日本の大手企業です。
自動車分野では主に、エアバッグ、内外装、車内へ水や埃の浸入を防ぐ「オートモーティブシーリング」、機能部品の生産・販売を行っています。
ドアや窓の枠に装着することで雨風や騒音から守る「オープニングトリムウェザストリップ」、走る・曲がる・止まるの基本操作を支える重要部品「樹脂フューエルフィラーパイプ」、ダッシュボード、エアバッグなど、自動車に関わる様々な部品を製造しています。
LED製品分野では、世界初の窒化ガリウムをベースにした青色LEDの開発に成功し、省電力・長寿命・高光度のLEDとしてさらなる市場拡大と応用製品の開発に取り組んでいます。
主な製品には、太陽光に近い色味を実現した「太陽光LED」、殺菌効果のある深紫外光で水の殺菌ができる「深紫外LED光源モジュール」などがあります。
このLEDチップは、パソコンや携帯電話のバックライトとして世界シェアのでトップクラス勢いを展開。
他にもルームランプや自動車車載用ライトとしても活用されており、蛍光灯や白熱灯に打って変わる製品に成長しつつあります。
その他には、スポーツチームの運営やスポーツ施設の管理を行っています。
豊田合成が運営するチームには、男子バレーボールの「ウルフドッグス名古屋」、男子ハンドボールの「ブルーファルコン」、男子バスケットボール「スコーピオンズ」があります。
スポーツ施設は愛知県稲沢市の「豊田合成アリーナ」があり、地方のスポーツの活性化にも貢献しています。
豊田合成の歴史についてご紹介します。
トヨタグループとは、トヨタ自動車が中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、光関連の電子部品や電子機器を製造・販売する浜松ホトニクス、輸送機器メーカーのソーシン、自動車部品会社の大豊工業などがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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