気になるボーナスの水準は?面接では何をアピールすべき?右肩上がりの業績の秘密を公開!
代表取締役会長の鈴木 修氏の年収は約1億7400万円、その他の取締役の平均年収は約6800万円、監査役は約2800万円となっています。
従業員の平均年収を考えると、役員報酬が少し高いという印象を受けます。
ボーナスは業績と連動していますが、基本給の低さにより平均年収が上がりづらくなっているため、今後の基本給見直しが期待されます。
スズキの競合他社には、マツダやトヨタ自動車などが挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、マツダの平均年収は約676.9万円、トヨタ自動車の平均年収は約851.5万円となっています。
スズキの平均年収は約681.4万円ですので、トヨタ自動車には及びませんが、マツダより少し高い年収であることが分かりました。
同業界の中では平均的な年収ですが、右肩上がりの業績から、今後の平均年収の増加も充分に期待できます。
平均年収が高い理由には、2012年から7年連続で右肩上がりの売上高が影響しています。
2012年2兆5121億円から2019年3兆8714億円、実に1兆円以上の増加と、過去最高の売上記録を更新中です。
基本給が低いため残業が必須だとの声もありますが、業績に連動するボーナスは、ここ数年間は高い金額を推移しています。
このまま売上高の記録を更新し続けるとなれば、今後も高い水準のボーナスが期待できるでしょう。
スズキは、車・輸送用機器業界において、世界中で認められた国産ハイブランドです。
スズキの主な事業は、四輪車事業・二輪車事業です。
四輪車事業では、2017年度の世界販売台数は約320万台のうち海外の販売比率が約8割の約255万台を誇っており、「グローバルなコンパクトカーメーカー」として更なる飛躍を目指しています。
通勤・通学・買い物など、私たちが毎日使用する「生活車」として求められている軽自動車は、1979年に発売された「アルト」からはじまり「ワゴンR」「ハスラー」など、有名な車を世に輩出してきました。
また、狭い街路の多い日本、アジア、ヨーロッパなどで需要の高まるコンパクトカーは、燃費が良くCO2などの排出が少ないため、環境問題にも貢献。
二輪事業では、「GSX-R」シリーズや「カタナ」シリーズ、「隼(ハヤブサ)」は世界でも高い評価を受けています。
2015年には二輪車レースの世界最高峰「MotoGP」に復帰。
小排気量スポーツバイク「GSX-R150」やインドで数々の賞を受賞した「GIXXER」など、新興国市場でのブランド向上にも取り組んでいます。
その他には、マリン事業・電動車いす事業にも注力しています。
マリン事業では、世界一の船外機ブランドを目指し、開発から生産、販売、アフターサービスまで一貫して行っています。
革新的技術によって、走行性能・操縦性・耐久性、更に環境に優しい船外機を提供することで、マリン業界の最高の栄誉であるイノベーションアワードを船外機メーカー最多の9度受賞。
社員や家族、学生など4,000人以上が参加し、河川・海・湖の清掃活動を日本国内12箇所、海外20ヵ国で活動を実施。
環境保全にも努めています。
電動車いす事業では、お客様に安心してお使いいただけるよう、ニーズを具現化するために求められる機能とデザインの両立をとことん追求し、信頼性の高い製品開発を行っています。
スズキの歴史についてご紹介します。
住宅部門に進出し、スズキハウスおよびスズキ物置を発売
スズキグループとは、スズキが中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、貨物運送取扱事業・倉庫業・梱包業などを行うスズキ輸送梱包株式会社、マリン事業・産業機器事業を行う株式会社スズキマリン、メーカー販売金融会社のスズキファイナンス株式会社などがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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