オイルシール国内トップシェア企業!気になるボーナス額や職種別・役職別年収を大公開!採用情報や就職するためのポイントも伝授
有価証券報告書によるとNOKの役員の年収は、取締役が約3550万円、監査役が約2100万円、社外役員が約600万円です。
報酬額が1億円を超える役員の記載がなかったことから、代表取締役会長の鶴 正登氏や、代表取締役社長の土居 清志氏の年収も1億円以内であることが分かります。
役員の報酬は高すぎず低すぎず、平均的な結果です。
NOKにはシール事業においてのライバル会社は少なく、またライバル会社は上場していない企業が多いです。
強いて競合を挙げるとするのなら、同じシール製品を扱うバルカーや、自動車部品業界に属するアイシン精機などが挙げられます。
それぞれの平均年収はバルカーが約720万円、アイシン精機が約749万円です。
競合他社とNOKの平均年収約720万円を比較すると、同じ程度であると言えます。
NOKの平均年収は2015年度から大きく変わらず、700万円台前半で落ち着いています。
大手企業の中ではずば抜けて高い平均年収ではありませんが、業界ランキングは13位とやや上位です。
平均年収が高い理由は、勤続年数が17.4年と長く、平均年齢も39.9歳と高いことが影響していると考えられます。
ここ数年の経常利益が緩やかに右肩上がりを見せているので、今後も高い年収が期待できるでしょう。
NOKは日本初のオイルシールメーカーです。
現在は自動車業界に限らず、総合部品メーカーとして幅広い業界にも製品を提供しています。
NOKのメイン事業は、シール事業です。
自動車用オイルシールを中心に、産業・家庭向けの密封装置を製造しています。
シール事業で手掛けているオイルシールは、自動車のエンジンやギヤードモータなどに使用される部品であり、オイル漏れや異物混入防止に欠かせない製品です。
NOKの製造するオイルシールは、国内トップシェア、世界でも5割のシェア率を誇ります。
シール事業で製造している製品には、オイルシール、Oリング、防振ゴム、樹脂加工品、ガスケット、化学合成品、メカニカルシールなどがあります。
その他には、電子部品事業やロール事業を手がけています。
電子部品事業では、柔軟性に優れたプリント回路基板「フレキシブルサーキット」を製造。
主にスマートフォン・デジカメ・家庭用ゲームなどの製品に使用されています。
ロール事業では、プリンターなどに使用される事務機器用ロールを製造。
企画・設計から生産までを、NOKで一貫して行っています。
NOKの歴史について、年表形式でご紹介します。
1939年:東京に江戸川精機(株)を設立
1948年:社名を東京オイルシール工業(株)に改称
1951年:日本油止工業(株)と合併して、社名を日本オイルシール工業(株)に改称
1960年:ドイツのロイデンベルグ社と資本提携
1961年:東京証券取引所に株式上場
1968年:アメリカにNOK-USA,Inc(現:NOK INC.)を設立し、その後も各国に進出を果たす
1985年:社名をNOK(株)に改称
2005年:湘南開発センターを神奈川県に設立
2010年:北茨城事業場を茨城県に新設
2018年:つくば事業場を茨城県に新設
NOKグループはNOKを中心に、子会社101社、関連会社16社の計118社から構成される企業グループです。
シール製品を中心に、電子部品、事務機用ロール製品などを手がけています。
日本メクトロンや、シンジーテックなどが所属しており、従業員数は全体で42,251名、グループの売上高は約6694億8200万円です。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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