日産車体の年収【2024年最新版】(2ページ目)

様々な車を手掛ける完成車メーカー!現在の事業展開のポイントは?出世しやすい社員の特徴は?就活生必見の選考の要点も解説!


日産車体の社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額1億1600万円で1人あたり2900万円、社内監査役1名に対して総額1600万円がそれぞれ支給されていました。

このことから、代表取締役の吉村東彦氏の報酬は2900万円以上1億円未満であると推測できます。

近年では生産車に対して、衝突被害軽減ブレーキへのフロントレーダーの追加、標識検知機能の搭載、車線逸脱警報の採用等、先進安全装備の拡充に尽力。

より安心・安全に乗車してもらうことのできる車作りに日々努めているため、今後需要が更に高まっていくと共に業績も伸び、役員の報酬もいずれ1億円を超えると期待できます。

競合他社と日産車体の年収比較

日産車体の競合会社として、日野自動車いすゞ自動車等が挙げられます。

それぞれの年収を比較すると、日産車体は591万円、日野自動車は667万円、いすゞ自動車は766万円と、現時点では競合会社には及びませんでした。

しかし、2017年からは中期経営計画として以下の三つの課題に取り組んでいます。

  • 魅力ある商品による生産台数と売上の拡大
  • 品質No.1 お客様から信頼される工場
  • LCV・Frame車のモノづくりグローバル技術拠点

2019年には、車・歩行者両方を検知する衝突被害軽減ブレーキ等を搭載した国内向けNV200等の生産を始めると共に、品質の維持及び海外での市場満足度の向上等に尽力。

今後も市場の動向を把握しながらニーズに沿った製品の開発に取り組んでいく予定であるため、少しずつ競合との差を縮めていく可能性があると言えます。

日産車体の平均年収が高い理由

2017年から2019年にかけての日産車体の売り上げ及び経常利益の推移を確認すると、売り上げは2017年で5559.9億円、2018年で5483.5億円、2019年で 5937.2億円でした。

また経常利益は、2017年で113.8億円、2018年で13.1億円、2019年で73.9億円となっています。

売り上げ・経常利益共に2018年に一度下降しましたが現在は回復傾向にあり、売り上げに関しては直近3年間で約377.3億円上昇しました。

近年では新型コロナウイルスの影響に加えて新車需要が下降傾向にありますが、現時点ではあまり業績には大きな影響がないため、社員にも還元できていると推測できます。

現在は車の次世代化に対応することのできる技術開発に取り組むことで、市場での競争力・優位性の強化を図っているので、ニーズが上昇することにより平均年収も更に伸びると期待できます。

日産車体が属する日産グループとは?

日産グループは、日産車体をはじめとして日産自動車九州、愛知機械工業、ジヤトコ、日産グループファイナンス、オーテックジャパン等の企業が所属するグループです。

グループ企業では、自動車用エンジン・マニュアルトランスミッション等の製造販売、変速機・自動車部品の開発・製造販売、金融サービス業務等、様々な事業やサービスを手掛けています。

日産車体の採用情報

日産車体では現在、新卒採用を中心に採用活動が行われています。

募集職種や選考について詳しく見てみましょう。

新卒採用

新卒採用では、技術系総合職・事務系総合職それぞれで募集を行っており、入社後は以下の職種に配属される予定です。

  • 技術系総合職:開発(設計・実験)、生産技術
  • 事務系総合職:経理、購買、人事、IT推進、法務等の管理部門

採用情報の職種紹介ページには、開発部門・管理部門・生産部門それぞれが担っている役割等について知ることができます。

日産車体への理解を深めるためにも、必ず目を通しておきましょう。

採用予定学部・学科については、事務系総合職は文系全学部・学科、技術系総合職は理系(特に機械・電気・電子・金属・化学等)を専攻する方がそれぞれ対象となっています。

採用予定人数は、技術系約30名、事務系約5名の計約31名~35名です。

技術系の募集人数の割合が大きいので、事務系での内定を目指す方は特に気を引き締めて選考に臨みましょう。

また応募条件として、普通自動車運転免許の取得が求められます。

理系・文系関わらず必須条件とされているので、取得していない方は入社までに必ず取得するようにしましょう。

選考は、エントリー→会社説明会→書類提出→適性検査1→面接→適性検査2→面接の順で進みます。

会社説明会は対面・オンライン両方で、面接は個別でそれぞれ実施されます。

適性検査は1回目・2回目とで内容の違いがあるのかどうか情報が得られませんでしたが、一般的なSPIテストのような内容の試験が実施されるとのことです。

しっかり準備をして当日を迎えましょう。

中途採用

残念ながら現在公式ホームページでは中途採用の募集は行われていませんでしたが、転職サイトでは以下の職種の求人情報が掲載されていました。

  • 車両塗装
  • 自動車整備士
  • 生産管理
  • 完成検査員

自動車整備士・完成検査員に関しては、応募する上で普通自動車免許第一種(AT限定不可)及び自動車整備士3級の資格が必要となり、自動車整備士2級または自動車整備士1級の資格があれば尚良しとされています。

その他の職種では専門資格等は特に問われませんが、やはり普通自動車免許を取得していることが条件として提示されている職種がほとんどなので、注意しましょう。

また現在は技術系職種の募集が中心ですが、今後事務系職種でも必要に応じて募集が行われると考えられるので、現職で経験を積みながらこまめに公式ホームページ・転職サイトの求人情報をチェックするようにしましょう。

転職サイトごとに募集されている職種も若干異なるので、様々なサイトを併せて見ておく必要があります。

日産車体で求められる人材像

日産車体の人財育成についてのページには、求める人材像について「自主性・創造性をいかんなく発揮し、明確な目標を持って業務を遂行できる人」とあり、キャリタス就活には以下の三つの特徴も挙げられています。

  • 失敗を恐れず、新しいことに率先してチャレンジする人
  • 先輩、同僚とのコミュニケーションから成長していく人
  • クルマに対する熱い情熱をもっている人

「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。」ということを存在意義として掲げていることからも、日産車体では積極性・挑戦心・協調性・コミュニケーション能力等を持ち、自らを律して目標に向けてひたむきに努力することのできる人材を求めていると考えられます。

選考の際にはこれまでに挑戦したこと及びそこから得たこと、日産車体に入社後どのようなことに取り組みたいか等を通し、自身の熱意をアピールできると良いかもしれません。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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