日産自動車の年収【2024年最新版】(3ページ目)

自動車業界でトップクラス!平均年収とボーナスが高い理由とは?就職は難関?募集状況や採用されるためのポイントを伝授


日産自動車の採用情報

日産自動車では新卒採用、キャリア(中途)採用、障がい者採用、契約社員採用、期間従業員採用、SIR募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では理系職種、文理共通職種の募集を行っています。

理系職種の仕事内容は、R&D(研究・開発)、プロダクションエンジニアリング、生産システムプロモーション・IE、SCMエンジニアリング、グローバル品質保証、グローバル購買、アクセサリ企画開発&アフターセールス、コストエンジニア。

文理共通職種の仕事内容は、グローバル商品企画、マーケティング&セールス/アフターセールス、グローバルマーケティング、マーケットインテリジェンス、グローバルセールス、グローバル購買、広報、グローバル生産管理・SCM、グローバル情報システム、グローバル資産管理、経理、財務、人事です。

勤務地は国内関東圏を中心に、海外に配属されることもあります。

選考方法は、技術系職種がプレエントリー⇒適性検査⇒一次書類選考⇒エントリーシート提出⇒英語スコアの提出⇒二次書類選考⇒部門面接⇒人事面接。

事務系職種が、プレエントリー⇒適性検査⇒ディスカッション⇒エントリーシート提出⇒顔写真・英語力の証明書の提出⇒面接の流れで進みます。    

技術系職種のみ学校推薦も受け付けており、選考方法はプレエントリー⇒応募書類送付⇒適性検査⇒一次書類選考⇒エントリーシート提出⇒英語スコアの提出⇒推薦書類提出⇒部門面接⇒人事面接の流れとなります。

全職種で求められる英語スコアの提出とは、TOEIC730点以上、TOEFL(iBT)79以上、IELTS overall6.0以上のいずれかを証明する書類のことを指します。

これらの提出は、入社の必須条件です。

中途採用

中途採用では、技術系職種と事務系職種の募集を行っています。

募集する業務内容は都度異なるため、詳細については公式ホームページや求人サイトよりご確認ください。

選考方法は職種によって異なるようですが、大まかな流れは、エントリーシート提出⇒書類選考⇒面接(複数回)となります。

障がい者採用・契約社員採用・期間従業員採用

障がい者採用、契約社員採用、期間従業員採用では、中途採用同様に募集内容や状況が都度異なります。

詳しい詳細は、公式ホームページよりご確認ください。

SIR募集

SIRは期間限定で、優秀な研究者を募集する制度です。

契約期間中に高い研究成果をだすことが求められ、給与は完全成果報酬で決まります。

選考方法は、応募⇒書類選考⇒一次審査会⇒最終審査会。

採用となった場合の勤務地は、日産自動車総合研究所(厚木、追浜)です。

日産自動車で求められる人材像

日産自動車はルノーとアライアンスを提携しており、共に自動車の製造を手がけています。

社内では国籍を超えた議論が交わされるため、英語能力が必要となる場面もあるようです。

採用の条件に英語スコアの提出が求められることから、語学力は必須だと言えるでしょう。

高い語学力とグローバルな視点を持つ、会社で活躍できる人材を求めています。

日産自動車に就職、転職するためには?

日産自動車は、車の販売台数世界第2位の企業です。

グローバルに事業を展開する大手企業であることから、就職は相当難関であると考えられます。

採用実績校に東京大学、京都大学やそれらの大学院の名前が挙がることから、ライバルたちがどれくらい優秀であるかが伺えるでしょう。

ただし幅広い大学からの採用実績があり、就職のチャンスは誰にでもあります。

日産自動車に就職するには、採用条件である「TOEIC730点以上」などの語学力を証明できる資格の取得は必須です。

必ず就職活動をスタートする前に、取得を済ませてください。

口コミによると、採用は3ヶ月かかることもあるそうです。

一般企業と比較して、筆記試験も面接も難易度が高いため、念入りに対策を行う必要があります。

日産自動車の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(日産自動車と上場企業平均)

日産自動車 上場企業平均
2019年 22,791人 1,035人
2018年 22,272人 1,071人
2017年 22,209人 1,042人
2016年 22,471人 1,055人
2015年 22,614人 1,055人

日産自動車の従業員数は2019年で22,791人と、1年前と比べて519人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に日産自動車と同じ車・輸送用機器業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が4,374人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(日産自動車と上場企業平均)

日産自動車 上場企業平均
2019年 41.8歳 41歳
2018年 42.5歳 41歳
2017年 42.8歳 40歳
2016年 42.8歳 40歳
2015年 42.7歳 40歳

日産自動車の平均年齢は2019年で41.8歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ車・輸送用機器業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(日産自動車と上場企業平均)

日産自動車 上場企業平均
2019年 18.4年 12年
2018年 19.4年 13年
2017年 20.2年 13年
2016年 20.3年 13年
2015年 20.4年 13年

日産自動車の平均勤続年数は2019年で18.4年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ車・輸送用機器業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が16.2年のため、業界内で見ても長い水準となります。

日産自動車の業績推移

日産自動車が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 3兆6444.8億円 2718.7億円
2018年3月期 3兆7506.2億円 1979.6億円
2017年3月期 3兆7293.4億円 5520.0億円
2016年3月期 3兆4934.2億円 3888.0億円
2015年3月期 3兆5164.2億円 5401.5億円

まず、日産自動車と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、日産自動車が3兆6444.8億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。日産自動車の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、日産自動車が2.8%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

日産自動車 上場企業平均
2019年3月期 1.6億円 1.1億
2018年3月期 1.7億円 9064万
2017年3月期 1.7億円 9022万
2016年3月期 1.6億円 9416万
2015年3月期 1.6億円 9870万

次に、日産自動車と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、日産自動車は1.6億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため日産自動車は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

日産自動車 上場企業平均
2019年3月期 1193万円 788万
2018年3月期 889万円 731万
2017年3月期 2485万円 741万
2016年3月期 1730万円 672万
2015年3月期 2389万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、日産自動車は1193万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため日産自動車は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
日産自動車株式会社
設立年月日
1933年12月26日
所在地
横浜市西区高島1−1−1
エリア
代表者名
内田 誠
上場市場
東証1部
上場年月日
1951年1月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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