トヨタグループの本家!職種・役職別年収、ボーナス、競合他社との比較、就職情報まる分かり
役職に就くだけでも高い年収になることが分かりましたが、社長や役員の平均年収はどれくらいなのでしょうか。
有価証券報告書を調べたところ、取締役会長の豊田 鐵郎氏は1億1100万円、取締役社長の大西 朗氏は1億900万円でした。
年収が1億円を超えるとは、さすがトヨタグループの企業の社長ですね。
また、役員の年収についても調べたところ、社外取締役を除く取締役は5810万円、社外監査役を除く監査役は3000万円、社外役員は1433万円となっていました。
取締役が5000万円、監査役が3000万円を超えていることから、一般的な企業の役員の平均年収と比べて高額であることが分かります。
豊田自動織機の競合他社としては、同じ自動車部品メーカーである小糸製作所などが挙げられます。
有価証券報告書によると、小糸製作所の平均年収は約667万円となっていますので、平均年収が813万円の豊田自動織機は、小糸製作所よりも約145万円近く年収が高いことが分かります。
では、なぜ豊田自動織機の平均年収は高いのでしょうか。
まずは、世界的企業グループとも言えるトヨタグループに属し、組織体制が担保され、経営が安定していることが考えられます。
また、豊田自動織機自体も利益を上げ続けています。
営業利益は、2016年1273億円、2017年1474億円、2018年1346億円でした。
2017年には及ばないものの、2018年も好調な業績だと言えます。
このような安定的に良好な経営状況を保つ企業であるからこそ、平均年収も高いのだと予想できます。
豊田自動織機の主な事業としては、車両の組立を行ったり、エンジン・自動車用部品・電子機器などの開発生産を行ったりする自動車部門、フォークリフトなどを開発・生産・販売している産業車両部門、紡機や織機を開発・生産・販売している繊維機械部門が挙げられます。
多くの分野に渡った事業展開というより、専門性に特化した事業展開を行っていると言えそうです。
その他にも多くの事業を展開しています。
社会貢献活動の一環として、主に教育分野に力を入れた事業を展開しているようです。
例えば、今まで小学校訪問コンサート、教員の民間企業研修、小学校での出前授業などを行っています。
このように沿革を見てみると、豊田自動織機は1980年代の後半から海外での事業展開を積極的に推進していることが分かりますね。
豊田自動織機は豊田自動織機グループに属していますが、さらに、豊田自動織機グループはトヨタグループに属しています。
現在のトヨタグループは豊田自動織機の創業から始まったため、トヨタ自動車とも合わせてトヨタグループの本家とも言えるでしょう。
トヨタグループには少なくとも13社以上の大企業が属しています。
世界各国にも事業展開をしており、いまや世界的企業グループとも言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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