面接で押さえておきたい質問とは?気になる出世後の年収を公開!業績が安定している理由とは?
代表取締役会長の豊田 周平氏、代表取締役社長の沼 毅氏の年収は公開されていませんでしたが、取締役の平均年収は約3800万円、監査役は約1600万円となっています。
トヨタグループに属する大手企業としては、やや低めの年収という印象です。
業績は決して悪くはありませんが、1兆3000億円〜1兆4000億円台を行き来しているため、大幅な年収増加とはいかないようです。
トヨタ紡織の競合他社というと、自動車の内装部品などを製造をメインとするジェイテクトや小糸製作所などが挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、ジェイテクトの平均年収は約712.2万円、小糸製作所の平均年収は約667.6万円となっています。
トヨタ紡織の平均年収は約711.2万円なので、同企業の中では平均的な年収と言えるでしょう。
平均年収が高い理由としては、業績の安定が影響していると言えるでしょう。
売上高は2015年から1兆3000億円〜1兆4000億円代を推移し、大きく増加することもありませんが、減少することもありません。
これには、トヨタ紡織で製造されたシートが、トヨタ自動車の国内生産車に100%使用されているということが大きく関係しています。
確実な提供先があることで売上高や収益が安定するため、ほぼ大幅に業績を下げることがないのです。
また、従業員の勤続年数も16.1年と長いことも、平均年収を釣り上げる要因になっていると考えられます。
トヨタ紡織は、トヨタ自動車のグループ企業で、車・輸送用機器業界に属する大手企業です。
トヨタ紡織の主軸となる自動車用内装品事業には、シート事業・内外装事業・ユニット部品事業の3つの領域を軸に展開しています。
シート事業では、トヨタ自動車の国内生産車100%に搭載されており、「乗り心地」にこだわることでユーザーからの高い満足度を得ています。
また、シート事業以外にも、ドアの内張りパネル「ドアトリム」や天井部分にサンルーフを搭載した『パノラマルーフ」、天井大型イルミネーション、電動サンシェード、フロアカーペットなど、自動車の内装に用いられる様々な部品の製造を行っています。
シート骨格の軽量化による自動車燃費性能向上、シート着座時の座圧やホールド性能の向上、二酸化炭素の吸収能力が高い一年草の「ケナフ」を使用した「内装品のオール植物化」を目指すなど、日々自動車の乗り心地や安全性を高めるために注力しています。
その他には、シートやエアバッグ、シートベルトなどの繊維関連製品にて培ってきた技術を活かし、住宅用内壁面装飾材「ヌノカベ」を開発。
撥水、防汚機能を搭載している上に、季節や気分に合せて取り替え可能なファブリックカバーとなっています。
シックハウス症候群の原因されている「ホルムアルデヒド」の放散量が極めて少ないため、小さなお子様やお年寄りまで安心して使用できます。
バリエーションも豊富に取り揃えられており、注目が集まっています。
トヨタ紡織の歴史についてご紹介します。
トヨタグループとは、トヨタ自動車が中心核となるグループ企業です。
所属企業には、 トヨタ紡織をはじめ段ボールメーカーの中央紙器工業、サーキットを運営している富士スピードウェイなど、大手企業が多数在籍しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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