ここ数年、右肩上がりにある年収推移と業界内年収ランキング・従業員数・平均年齢・勤続年数も紹介
東京エレクトロンの平均年収【2024年最新版】や電気機器業界内での順位、従業員数・平均年齢・勤続年数を解説します。東証1部に上場している会社だけあり業界内順位も3位と高く、平均年収は1272.0万円です。扱っている製品としては半導体が大きいため、世界の景気動向の影響を受けやすいと考えられていますが、アベノミクスの好影響もあり平均年収は上がり続けています。東京エレクトロンでは、新卒も中途(キャリア)採用も障がい者採用も行っています。また、海外の現地法人での採用も行っているため、年収の意味でのキャリアアップにもつながりやすいです。これから東京エレクトロンに転職を検討している人、就職を検討していて「初任給」や入社後の給料はいくらなんだろう?と探している人、現在も東京エレクトロンで働いていて年収アップしたい人に参考になる情報をまとめています。一人あたりの売上や経常利益も紹介しているため、安心して働ける会社かどうかを考える上でも参考になります。それでは業界内の年収ランキングが3位の東京エレクトロンの実力を見ていきましょう。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(東京エレクトロンと上場企業平均)
東京エレクトロンの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると195.2万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は1001.9万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
東京エレクトロンの平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 1272万円 |
2018年 | 1077万円 |
2017年 | 950万円 |
2016年 | 903万円 |
2015年 | 808万円 |
東京エレクトロンの平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
1272.0万 | 612.5万 | 432.2万 |
東京エレクトロンの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると659.5万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると839.8万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中29位と高い順位となります。
東京エレクトロンの平均年収 | 電気機器業界の平均年収 |
---|---|
1272.0万 | 664.7万 |
東京エレクトロンが属する電気機器業界の上場企業の平均年収は664.7万円です。 そのため、東京エレクトロンの年収は業界平均と比べて607.3万円高く、業界内順位を見ると244社中3位と高い順位となります。
東京エレクトロンの平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
1272.0万 | 647.2万 |
東京エレクトロンの所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、東京エレクトロンの年収はエリア平均と比べて624.8万円高く、エリア内順位を見ると1979社中23位と高い順位となります。
従業員数推移(東京エレクトロンと上場企業平均)
東京エレクトロン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 1,494人 | 1,035人 |
2018年 | 1,396人 | 1,071人 |
2017年 | 1,531人 | 1,042人 |
2016年 | 1,426人 | 1,055人 |
2015年 | 1,475人 | 1,055人 |
東京エレクトロンの従業員数は2019年で1,494人と、1年前と比べて98人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次に東京エレクトロンと同じ電気機器業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が2,082人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(東京エレクトロンと上場企業平均)
東京エレクトロン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 44.3歳 | 41歳 |
2018年 | 44.2歳 | 41歳 |
2017年 | 43.9歳 | 40歳 |
2016年 | 43.3歳 | 40歳 |
2015年 | 42.2歳 | 40歳 |
東京エレクトロンの平均年齢は2019年で44.3歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。
平均年齢を同じ電気機器業界内で比較してみました。業界平均が43歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。
平均勤続年数推移(東京エレクトロンと上場企業平均)
東京エレクトロン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 18.4年 | 12年 |
2018年 | 18.5年 | 13年 |
2017年 | 18.1年 | 13年 |
2016年 | 17.0年 | 13年 |
2015年 | 15.6年 | 13年 |
東京エレクトロンの平均勤続年数は2019年で18.4年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ電気機器業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.6年のため、業界内で見ても長い水準となります。
東京エレクトロンが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1兆1584.8億円 | 3526.9億円 |
2018年3月期 | 1兆527.4億円 | 1285.5億円 |
2017年3月期 | 7511.0億円 | 619.0億円 |
2016年3月期 | 5826.2億円 | 748.6億円 |
2015年3月期 | 5550.9億円 | 865.0億円 |
まず、東京エレクトロンと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、東京エレクトロンが1兆1584.8億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。東京エレクトロンの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、東京エレクトロンが10.0%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
東京エレクトロン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 7.8億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 7.5億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 4.9億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 4.1億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 3.8億円 | 9870万 |
次に、東京エレクトロンと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、東京エレクトロンは7.8億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため東京エレクトロンは上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
東京エレクトロン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 2.4億円 | 788万 |
2018年3月期 | 9208万円 | 731万 |
2017年3月期 | 4043万円 | 741万 |
2016年3月期 | 5250万円 | 672万 |
2015年3月期 | 5865万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、東京エレクトロンは2.4億円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため東京エレクトロンは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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