海外売上構成比87%!世界を舞台に活躍するメーカー!出世後の報酬は2000万円近く!?
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員についての記載は見られませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額1億9400万円で1人あたり4850万円が支給されていました。
このことから、代表取締役社長の佐藤衛氏の報酬は4850万円以上1憶円未満であると推測できます。
業績も順調に伸びているため、今後の役員の報酬の伸びしろにも充分期待できます。
スター精密の競合会社として、サトーホールディングスや理想科学工業等が挙げられます。
それぞれの年収を比較してみると、スター精密は811万円、サトーホールディングスは780万円、理想科学工業は733万円でした。
現時点では競合会社よりも年収は高く、機械業界の平均年収632.0万円と比較しても178.5万円高いことから、高水準であると言えます。
現在は小型プリンターやカードリーダーライターを扱う特機事業で新しい市場への展開及び収益性の向上を図っているため、今後ますます平均年収が上昇すると予想できます。
スター精密の2017年から2019年にかけての売り上げ及び経常利益の推移を見ていきましょう。
売り上げは2017年で313.4億円、2018年で383.8億円、2019年で369.4億円でした。
また経常利益は2017年で30.6億円、2018年で38.5億円、2019年で45.5億円となっています。
売り上げが2019年に若干下降してしまったものの、直近3年間で売り上げは約56億円、経常利益は約14.9億円それぞれ上昇しました。
業績が良い理由として、近年アメリカで小型プリンター等の売り上げ数が大幅に伸びたこと等が挙げられます。
2020年時点で海外売上構成比87%となっており、諸外国での製品の売り上げも好調であるため、年収も高くなっていると推測できます。
スター精密グループは、ミクロ札幌、スターメタル、スターマーケティングジャパン等の子会社18社・関連会社3社から構成されるグループです。
国内だけでなく北米・ヨーロッパ・アジア等にも子会社を保有しており、グループ企業では腕時計用部分品等精密部品類の製造販売、特機製品・工作機械製品の販売等を行っています。
スター精密では現在、新卒採用・キャリア採用を行っています。
それぞれの募集要項を詳しく見ていきましょう。
新卒採用では現在、以下の職種の募集が行われています。
それぞれの募集対象となる学部・学科と併せて確認しておきましょう。
応募は、指定されたエントリーシートを応募フォームにアップロードして提出することで応募できます。
エントリーシートは各職種の募集要項最下部からダウンロードできるため、記入漏れのないよう注意しましょう。
選考は、書類選考→適性検査(SPI)→部門面接→人事部長面接→最終面接の順で行われます。
部門面接・人事部長面接はWebで、最終面接は対面でそれぞれ実施されるので、事前準備を念入りに行った上で臨みましょう。
キャリア採用では現在、技術系・事務系とでそれぞれ以下の職種の募集を行っています。
技術系
事務系
それぞれ実務経験が求められることはもちろん、ほとんどの事務系職種では英文メールのやりとりが可能またはTOEIC600点程度の英語力が求められます。
これまでに経験した業務だけでなく、海外経験や専門的な資格等がある方は、選考の中でしっかりアピールするようにしましょう。
応募は、履歴書・職務経歴書をキャリア採用担当まで郵送することで応募できます。
それぞれ勤務地も異なるため、応募前に必ず確認しましょう。
スター精密では、企業理念として「情報関連技術と小型精密加工、組立をコアとする技術集団であり、人間尊重を揺るぎない基盤として、顧客第一主義を前提に、収益性の向上を目指し、革新的行動をもって社会に貢献する」ということを掲げています。
また、「スター精密グループが社会にとって価値ある企業であり続けること、社会から信頼される企業であり続けることをつねに心におき、事業活動にあたること」を務めとして念頭に置いていることからも、スター精密では創造性を持って他者の為に自ら行動を起こすことのできる人材を求めていると推測できます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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