売上を伸ばす村田製作所のボーナスは?職種で年収は変わる?気になる情報まとめ
2018年度の村田製作所の有価証券報告書を参照すると、取締役の村田恒夫氏の年収は1憶900万円、取締役(監査等委員・社外取締役を除く)の平均年収は約6600万円、監査役(社外監査役を除く)の平均年収は2300万円、社外取締役の平均年収は約1000万円となっています。
電子部品メーカーである村田製作所の競合他社というと、京セラや日東電工などが有名です。
京セラの平均年収は720.8万円、日東電工は806万円ですので、平均年収が744.9万円の村田製作所は京セラに比べると高く、日東電工に比べるとやや低いことがわかります。
では、村田製作所はどうしてこんなにも年収が高いのでしょうか。
2018年4月1日から2019年3月31日までの村田製作所の有価証券報告書を参照すると、2018年3月の売上高が948,594(単位:百万円)であるのに対して、2019年3月は1,053,105(単位:百万円)と、売上高が大幅にアップしていることが分かります。
また、同有価証券報告書では、2018年3月の当期純利益が48,095(単位:百万円)であるのに対し、2019年3月は63,623(単位:百万円)と、こちらも順調にアップしています。
こういった影響により、従業員の平均年収も高くなっているのではないでしょうか。
それでは、村田製作所の事業内容を簡単にご紹介します。
村田製作所では、主にコンデンサ事業や圧電製品事業、通信モジュール事業、電源他モジュール事業などを展開し、世界中の様々なメーカーに最先端の技術を提供しています。
また、ファンクショナルセラミックスをベースに、PCやスマホ、車等に使われる電子デバイスの研究開発や生産、販売を行っています。
社会のためにより高性能で高機能な部品を提供し、新たな電子機器の実現に貢献しているのが村田製作所の主な事業です。
村田製作所では他にも、スマホ向けの高周波コイルやメタルコイル、カーエレクトロニクス向けのEMI除去フィルタ、横滑り防止装置に使われるMEMSセンサなどの生産、販売も行っています。
村田製作所の歴史を簡単にご紹介します。
村田製作所は、ムラタグループというグループ会社を持っています。
ムラタグループには、同じ京都にある村田土地建物株式会社や株式会社ムラタ栄興、東京にあるムラタソフトウェア株式会社などが属しています。
また、日本のみならずアメリカやメキシコ、ブラジル、中国などにも関連会社があります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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