高い平均年収の理由とは?出世するとどのくらい貰えるの?気になる競合他社とも徹底比較!
では、京セラの役員になると一体いくらの年収を得ているのでしょうか?
有価証券報告書を見てみると、代表取締役会長の山口 悟郎氏は1億3600万円、代表取締役社長の谷本 秀夫氏は1億5100万円、取締役のジョン・ サービス氏は1億6100万円と記載されています。
その他取締役の平均年収は約2600万円、監査役は約1700万円とのことでした。
ちなみにビールサーバー 、日本のどの役員よりも高額な年収を貰っているジョン・ サービス氏ですが、この方は京セラグループであるアメリカの企業、AVX Corporationの取締役会長、CEO兼社長とのことです。
京セラの競合相手と言えば、TDK株式会社と村田製作所を思い浮かべます。
京セラの平均年収が723.1万円なのに対し、TDK株式会社の平均年収は約799.4万円、村田製作所の平均年収は約743.1万円となっています。
比較してみると、大きな差はないことが分かります。
それぞれの企業が、互いの得意分野等を生かし、切磋琢磨している状況が伺えます。
京セラでは、ボーナスの支給額は業績連動システムを採用しています。
京セラの売上高は、2017年まで6000億円代をキープしてきました。そして2018年と2019年には7000億円以上を記録し、業績はとても好調であると言えるでしょう。
そのため、ボーナスの支給額も安定もしくはアップしていることが予想されるため、給与と合わせて平均年収も高い水準へと導いています。
京セラはファインセラミックス専門メーカーとして誕生しました。
その知識と技術を最大限に活かすべく、日々活動しています。
情報通信市場では、スマートフォンやタブレットに必要不可欠な高性能な電子デバイスの開発。
自動車関連市場では、「省エネルギー」「低燃費」などが求められる自動車産業内にてピエゾ素子や車載カメラモジュール、車載用ディスプレイの製造。
環境・エネルギー市場では、太陽電池や蓄電池、節電を可能にするホーム・エネルギー・マネジメント・システムなどの開発を行っています。
京セラでは、今後拡大する市場として、インクジェットプリントヘッド、セラミックキッチン用品、宝飾品、パワーツールなどに注目。
これまで培ってきた技術や知識を駆使して、これらの幅広いジャンルに注力して行きたいと考えています。
また、高齢化社会に伴い、ニーズが増えてきている医療・ヘルスケア市場にも参入。
人工関節や血流量センサ、天然歯に近く機能回復が期待できるデンタルインプラントなどにも力を注いでいます。
京セラの長い歴史について、簡単にご紹介します。
みどり会とは旧三和銀行の取引先企業で構成された企業グループで、161社が加盟しています。
有名な企業では、コミカミノルタ、積水ハウス、高島屋などがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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