手掛ける製品は2,000以上!?心電計のシェアトップクラスの大手医療機器メーカー!求める人材像として挙げられた三つのキーワードとは?
2020年の有価証券報告書を見ると、報酬が1億円を超える役員は以下の2名でした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額4億2400万円で1人あたり1億600万円、社内監査役3名に対して総額900万円で1人あたり300万円が支給されていました。
業績も緩やかに上昇しており、今後も役員の報酬は上がっていくと予想できます。
それぞれの年収を見ていくと、フクダ電子は778万円、日本光電は848万円、オムロンは822万円と、現段階では競合他社にはやや及びませんでした。
しかし、コストの削減やより良いサービスの提供に尽力しているため、今後競合の年収を超える可能性は高いと言えます。
フクダ電子の売り上げ及び経常利益を見てみると、売り上げは2017年では698.2億円、2018年では709.6億円、2019年では715.7億円となっています。
また、経常利益は2017年では106.9億円、2018年では106.1億円、2019年では119.9億円でした。
経常利益が2018年にやや下降してしまったものの、売り上げ・経常利益共に右肩上がりであることが分かります。
手掛ける製品の数も多く、レンタル等を行うことでより活用しやすくしているため利益を確保でき、社員にも還元できていると考えられます。
フクダ電子では、主に医療機器の研究開発・製造販売を行っています。
製品は大きく分けて予防・検査機器、治療機器、経過観察・リハビリ機器、在宅医療機器の四つに分類することができ、それぞれ以下のような製品を手掛けています。
予防・検査機器:心電計、超音波画像診断装置、血圧脈波検査装置等
治療機器:ペースメーカー、カテーテル、AED等
経過観察・リハビリ機器:ベッドサイドモニタ、セントラルモニタ、心臓リハビリテーション等
在宅医療機器:酸素濃縮装置、人工呼吸器、睡眠評価装置等
現在2000以上の製品を手掛けており、病院や在宅での患者の治療をサポートしています。
人工呼吸器等の売り上げも上昇傾向にあり、事業は順調であると言えるでしょう。
その他にも、フクダ電子では消耗品等も同様に手掛けています。
消耗品ではAED収納ボックス・AED遠隔監視システム・AED操作トレーニングツール等のAED関連製品、救護マットやテント等を展開。
前年度と比較しても売り上げは上昇しており、今後も新たな製品を輩出していくと予想できます。
ここで、フクダ電子のこれまでの歴史を簡単に見ていきましょう。
1939 福田特殊医療電気製作所が創業される
1950 社名を福田エレクトロ製作に変更する
1951 国内で初めて直記式心電計を開発する
1960 社名を福田エレクトロに変更する
1969 フクダ医療電機と合併し、社名をフクダ電子に変更する
2002 圧脈波検査装置を開発し、販売を始める
2012 福田孝太郎氏が現代表取締役会長に、白井大治郎氏が現代表取締役社長にそれぞれ就任する
フクダ電子グループは、フクダライフテック、フクダコーリン等が属するグループです。
国内だけでなくアメリカやアジアにもグループ企業を保有し、療養者の在宅酸素療法サポート業務、診療支援サービス事業等を展開しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
合わせてチェックされてる年収ランキング
同じエリア(東京)の年収ランキング上位企業
同じ業界・業種(電気機器)の年収ランキング上位企業
表示準備中