ファナックの年収【2024年最新版】(2ページ目)

山梨では年収第1位!?ボーナスはいくら貰える?ファナックのリアルな情報まとめ


ファナックの社長や役員の年収

ファナックの2018年度の有価証券報告書を参照すると、代表取締役会長である稲葉善治氏の年収が6憶2300万円、代表取締役社長兼CEOの山口賢治氏の年収が6憶2300万円、代表取締役副社長執行役員兼CTOの内田裕之氏の年収が4憶1300万円となります。

競合他社とファナックの年収比較

ファナックの競合他社というと、同じ電気機器メーカーであるキーエンスやマクセルホールディングスが有名です。

キーエンスの年収は2088万円とファナックよりも格段に高いのですが、マクセルホールディングスは1322万円とファナックと比較すると若干低めです。

また、同じ山梨県の電気機器メーカーであるエノモトの年収は493万円ですので、ファナックがいかに高年収かということが分かります。

ファナックの平均年収が高い理由

では、ファナックはどうしてこんなにも平均年収が高いのでしょうか。

近年、FA(工場の自動化)を進める企業が多くなり、産業用ロボットが世界的に高需要を維持しています。

そのため、ファナック製品の受注が拡大しているのです。

その影響などにより、従業員の平均年収も高くなっているのではないでしょうか。

ファナックの事業内容

ファナックは、1956年に日本で民間初のNC(数値制御装置)とサーボの開発に成功した重電・産業用電気機器メーカーです。

そんなファナックの事業内容について見ていきましょう。

主な事業

ファナックは、NCとサーボから成るFA事業やそれらの基本技術を応用したロボット事業、ロボマシン事業などを展開しています。

また、知能化や超精密化、高機能化を図った高品質の商品の研究・開発などもされています。

山梨にある本社工場では、ファナック独自の技術を活かし、部品取り出しから組み立て、試験、梱包まで高度に自動化し、効率的な生産を行っています。

その他の事業

ファナックは他にも、山梨県忍野村にある中央テクニカルセンタにて、ファナックの商品の展示や商品説明、最新技術の情報提供なども行っています。

ファナックの歴史

それでは、ファナックの歴史を簡単にご紹介します。

  • 1956年:日本で民間初のNC(数値制御装置)とサーボの開発に成功する。
  • 1966年:世界で最初の全IC化NCが完成する。
  • 1976年:東京証券取引所市場第二部に上場する。
  • 1981年:昭和天皇より稲葉社長(現名誉会長)が紫綬褒章を賜る。
  • 1982年:富士通ファナック株式会社からファナック株式会社に社名を変更する。
  • 1992年:商品開発研究所をCNC研究所、ロボット研究所、サーボ研究所、ロボマシン研究所の4研究所に分割する。
  • 2011年:本社地区に新ロボット工場を新たに建設する。

ファナックグループについて

ファナックはかつて、富士通や古河機械金属が属する古河グループに属していましたが、現在は独立しています。

また、ファナックはアメリカやオセアニア、ヨーロッパなど世界中に子会社を持つグループ会社でもあります。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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