山梨では年収第1位!?ボーナスはいくら貰える?ファナックのリアルな情報まとめ
ファナックの2018年度の有価証券報告書を参照すると、代表取締役会長である稲葉善治氏の年収が6憶2300万円、代表取締役社長兼CEOの山口賢治氏の年収が6憶2300万円、代表取締役副社長執行役員兼CTOの内田裕之氏の年収が4憶1300万円となります。
ファナックの競合他社というと、同じ電気機器メーカーであるキーエンスやマクセルホールディングスが有名です。
キーエンスの年収は2088万円とファナックよりも格段に高いのですが、マクセルホールディングスは1322万円とファナックと比較すると若干低めです。
また、同じ山梨県の電気機器メーカーであるエノモトの年収は493万円ですので、ファナックがいかに高年収かということが分かります。
では、ファナックはどうしてこんなにも平均年収が高いのでしょうか。
近年、FA(工場の自動化)を進める企業が多くなり、産業用ロボットが世界的に高需要を維持しています。
そのため、ファナック製品の受注が拡大しているのです。
その影響などにより、従業員の平均年収も高くなっているのではないでしょうか。
ファナックは、1956年に日本で民間初のNC(数値制御装置)とサーボの開発に成功した重電・産業用電気機器メーカーです。
そんなファナックの事業内容について見ていきましょう。
ファナックは、NCとサーボから成るFA事業やそれらの基本技術を応用したロボット事業、ロボマシン事業などを展開しています。
また、知能化や超精密化、高機能化を図った高品質の商品の研究・開発などもされています。
山梨にある本社工場では、ファナック独自の技術を活かし、部品取り出しから組み立て、試験、梱包まで高度に自動化し、効率的な生産を行っています。
ファナックは他にも、山梨県忍野村にある中央テクニカルセンタにて、ファナックの商品の展示や商品説明、最新技術の情報提供なども行っています。
それでは、ファナックの歴史を簡単にご紹介します。
ファナックはかつて、富士通や古河機械金属が属する古河グループに属していましたが、現在は独立しています。
また、ファナックはアメリカやオセアニア、ヨーロッパなど世界中に子会社を持つグループ会社でもあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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