役員報酬は1億円超え!?面接は人柄重視!業績が好調な理由とは?
代表取締役社長の北野 隆典氏の年収は約3億3200万円、取締役副社長の平塚 豊氏の年収は約1億円、その他の取締役の平均年収は約1億200万円、監査役は約3350万円となっています。
役員等の報酬は1億円を超えており、従業員の平均年収を考えると非常に高額な報酬であることが分かります。
スタンレー電気の競合他社というと、小糸製作所や星和電機などが挙げられます。
最新の有価証券報告書によれば、小糸製作所の平均年収は約667.6万円、星和電機の平均年収は約620.1万円となっています。
スタンレー電気の平均年収は約654.2万円ですので、小糸製作所よりはやや低いものの、同業社の中では平均よりも少し高い年収と言えるでしょう。
過去5年間の売上高を見てみると、2017年には3000億円後半台となったものの、その後4300億円〜4400億円台と高い数字を推移しています。
経常利益に関しては2016年度の457億円から右肩上がりに上昇し、2019年度には610億円を記録。
純利益に関しても、2015年度の251億円から順調に上昇し、2019年度には402億円と約1.5倍の増益となりました。
この背景には、営業利益が2015年度の444億円から2018年度には823億円へ急上昇したことが大きく影響していると考えられます。
これらの近年良好な業績が、平均年収を引き上げる要因となっているようです。
スタンレー電気は、電気機器業界に属する日本の大手企業です。
主に自動車に搭載されている様々なランプやセンサを製造しています。
前方を照らす「ヘッドランプ」は従来も物よりも小型化・省エネになり、悪天候時に下方視界を照らす「フォグランプ」は白と黄色の2色に切替が可能、進路変更時の方向を示す「ターンランプ」はLED化することで被視認性が向上しました。
その他には、前方30km・後方1kmの道路交通情報を知らせる「光ビーコン用センサ」、ドアに触れるだけで開閉できる「ドアノブタッチセンサ」、後方の車両を検知する「ドアミラーカメラ用センサ」、ブレーキ動作を2台後ろまで知らせる「ハイマウントストップランプ」、車内に搭載されているエアコンパネルやオーディオパネルも製造しています。
自動車に搭載されるLED仕様の発光ダイオードや赤外発光ダイオード・光センサーから、テレビなどの家電に使用される液晶表示素子や超小形電球まで製造しており、幅広い製品に使用されています。
LED製品に関しては、可視光以外にも紫外光・赤外光まで拡大し、より安全で便利な暮らしづくりに貢献しています。
この事業では、車載センターパネルモジュールや車載用センサー・操作パネル等だけではなく、カメラ用ストロボや樹木などを照らす景観用照明、舞台などで使用される演出用LED照明、道路用LED照明なども製造しています。
また、新しい野菜や果物などの栽培方法として注目されている、室内での栽培に用いる植物育成用照明の開発・製造にも力を入れています。
その他には、スタンレー電気の製造する部品を使用しているレースカーが「TOKYO AUTO SALON 2020」へ出展されたり、スタンレー電気と契約しているプロ選手が活躍する「スタンレーレディスゴルフトーナメント」が開催されるなど、スポーツの分野でも貢献しています。
スタンレー電気の歴史についてご紹介します。
スタンレーグループとは、スタンレー電気が中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、金融・保険事業を行うスタンレーパル、タンタルコンデンサやフイルムコンデンサなどの製造・販売を行う松尾電気、電球の包装・自動車用電子部品の組立を行うスタンレーウェルなどがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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