国内に敵なし!?シスメックス独自の技術とは?気になる役員の報酬を公開!求められる人材とは?
取締役会長兼社長の家次 恒氏の年収は約1億9500万円、その他の取締役の平均年収は約9970万円、監査役は約2400万円となっています。
会長兼社長の家次氏は約2億円と高額ですが、その他の取締役の平均年収も約1億円と非常に高年収だと言えます。
機器・試薬・情報システムを保有するメーカーとして国内に競合他社を持たないシスメックスは、業界でも断トツの売上を誇っています。
業績を安定化させることで、更なる従業員の年収増加に期待が寄せられます。
シスメックスは機器・試薬・情報システムを保有するメーカーですが、競合他社は海外メーカーのため、国内の検査・診断薬メーカーの年収と比較してみます。
最新の有価証券報告書によると、栄研化学の平均年収は約748.7万円、日水製薬の平均年収は約726万円となっています。
シスメックスの平均年収は約782.2万円なので、 競合他社よりも少し高い平均年収であることが分かりました。
年収が高い理由には、血液・尿検査に用いる機器の製造・販売が世界でトップシェアを誇っていることが大きく影響しています。
機器の製造販売だけでなく、故障の予防やITを活用したサービスなど充実したサポート&アフターサービスをセットにして提供していることも、高い信頼を得る理由の一つとなっています。
ビジネスモデルを発展・成長させることで、営業利益率は21.0%と高い数字を上げています。
また、地域別売上高は国内は前年比97.9%、海外は各国で100%以上を記録。
業績の好調さや右肩上がりの純利益率が、平均年収の高さにあらわれているといって間違いありません。
シスメックスは、医療機器と試薬をメインとした電気機器業界の大手企業です。
シスメックスでは、体や疾患の状態を調べるヘマトロジー・血液凝固・尿検査の3分野で、世界シェアNo.1を獲得しています。
世界190カ国に事業展開しており、検体検査に必要な機器・試薬・ソフトウェアの開発・製造・販売を行っています。
血液学検査・免疫血清学検査・生化学検査・遺伝子検査などに用いる様々な医療機器を開発。
一人一人に応じた医療を提供する個別化医療、病気を発症・進行させないための予防医療を広めていくべく、日々研究に尽力しています。
また、血中の機能異常細胞を捉える技術、遺伝子中のごく僅かな変異を検出する技術などを創出することで、ガンなどの様々な疾患の早期発見・個別化医療の実現を推進しています。
その他には、医療機器の研究・製造・販売だけでなく、故障の予防・ITを活用したサービスなど充実したサポートとアフターサービスを提供することで、高い信頼を得ることに成功。
シスメックスの製品を国内だけでなく、海外での普及と収益増加に貢献しています。
シスメックスの歴史についてご紹介します。
シスメックスグループとは、シスメックスが中心核となるグループ企業のことです。
所属する企業には、遺伝子受託解析や診断薬・試薬の開発・製造・販売などを行う株式会社理研ジェネシス、人工核酸であるBNAの開発・製造・販売を行う株式会社BNAなど、海外にも多く存在します。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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