求めるのは「考動力」と「自律心」のある人材?電気計測機器等を手掛ける大手メーカー!気になるコロナ禍での事業の状況は?
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役6名に対して総額9200万円で1人あたり1533万円が支給されていました。
このことから、代表取締役社長の大越祐史氏の報酬は1533万円以上1億円未満であると考えられます。
現在は中期経営計画の一つ「次の10年も必要とされる共働パートナーに」を実現するため、更なる成長を図り活動に注力。
デジタル化を進めることによりWEB展示会等を開催しマーケティング活動に積極的に取り組む他、海外での更なる事業の展開を目指し現地法人との連携等にも力を入れています。
今後事業基盤がどんどん強化されていくにつれ業績も伸び、役員の報酬も増加すると見込めます。
小野測器の競合会社として、共和電業や堀場製作所等が挙げられます。
それぞれの年収を見ると小野測器は637万円、共和電業は673万円、堀場製作所は657万円と、現時点で共和電業には約36万円、堀場製作所には約20万円程及びませんでした。
しかし近年、音響・振動等の計測・データ処理のニーズが高まってきていることもあり、シーズ技術の研究や計測・解析技術の高度化に向けたアルゴリズム研究等あらゆる研究に力を入れて取り組んでいます。
最近ではこれらの結果をもとに音響・振動計測分野等で新たな製品が既に発売されており、着実に事業を拡大しつつあります。
今後も高い需要が見込める分野においての研究開発に尽力することで様々な製品を生み出し、業績に繋げていくと考えられます。
いずれ競合を超える日も来ると期待して良いでしょう。
2017年から2019年にかけての小野測器の売り上げ・経常利益の推移をそれぞれ確認すると、売り上げは2017年で115.1億円、2018年で138.3億円、2019年で123.6億円となっています。
また経常利益は2017年で9100万円、2018年で8.7億円、2019年で4.1億円でした。
2019年に売り上げ・経常利益共に一度下降していますが、変動がありつつもどちらも順調に数字を伸ばしていることが分かります。
現在は、今後更にブランド力を強化するためにも高付加価値商品の拡充や新たな市場の開拓等も視野に入れて積極的に活動。
どのような状況下であっても常に最善を尽くし事業を運営していることが、年収の高さに繋がっていると考えられます。
小野測器グループは、オノ エンタープライズ、小野測器ソフトウェア等の子会社6社から構成されるグループです。
グループ企業では、各種土木工事・建築工事、仮設材・土木建築資材・安全用品等の販売・リース、電子計測機器・電子応用機器・電子制御装置等の製造販売を行っています。
小野測器では現在、新卒採用・キャリア採用をそれぞれ行っています。
各募集職種等について詳しく見てみましょう。
新卒採用では現在、技術職・総合職・初任地限定総合職の募集があり、技術職・初任地限定総合職に関しては地域別採用が行われています。
それぞれの業務内容も併せて確認しておきましょう。
新卒採用ページの質問欄を確認すると、入社時には特に専門的な資格等は求めないとのことです。
しかし今後、事業のグローバル展開が進んでいくにつれ語学力も必要になってくるのは明らかです。
少しずつ語学の勉強を進め、英語やその他の外国語の運用能力を高めておくのも良いかもしれません。
選考は一次面接→適性検査→二次面接→最終面接の順で進み、適性検査はWEB上でSPI3が実施される予定です。
過去に適性検査を受けた方の口コミは見られませんでしたが、SPI3では一般的に言語問題は語句の用法問題等が、非言語問題では推論問題等が出題されます。
企業研究等にも充分時間を割けるようきちんと計画を立て、早い内から適性検査に向けて準備をする必要があります。
また適性検査を期日までに受験完了することが二次面接に進む条件とされているので、一次面接合格後に適性検査の案内が送られてきた際にはなるべく早く受験しましょう。
キャリア採用では現在、以下の職種の募集が行われています。
どの職種も実務経験があることが応募条件として提示されています。
職種によっては3年以上の実務経験を求められるものもあるので、希望する職種の応募要件をきちんと確認しておきましょう。
歓迎スキル等も記載されているので、記載されているスキルや知見を持っている場合は選考の際にアピールしても良いかもしれません。
応募は、履歴書及び職務経歴書を人財開発グループまで郵送することで応募できます。
履歴書には写真の貼付・希望職種の明記が必須となるので、不備のないようにして送付しましょう。
リクナビには小野測器では「考動力と自律心のある人」を求めていると記載されており、以下の四つも挙げられていました。
また、採用メッセージには以下の三つの資質も求めるとあります。
これらのことから小野測器では、選考を通して思考力・自律性・チャレンジ精神・協調性等があるかを見られると推測できます。
選考の際には「業界が抱える問題とそれに対しての自身の考え」「これまでに周囲を巻き込んで何かに挑戦した経験」「問題が起きた時どうアプローチして解決を試みるか」等の具体的なエピソードに基づき、普段の自身の行動やパーソナリティを伝えると良いかもしれません。
また新卒採用ページの「人財ポリシー・求める人物像」では、取締役 常務執行役員の浜田仁氏のメッセージが記載されています。
目を通しておくと小野測器で必要としている人材についてより深く知ることができるでしょう。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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