世界トップクラスの製品を多数手掛ける大手電気機器メーカー！女性社員の更なる活躍に向けての取り組みとは？求められる人材像は？
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員についての記載は特に見られませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額8000万円で1人あたり2000万円、社内監査役1名に対して2500万円がそれぞれ支給されていました。
現在は今後ニーズがどんどん増えると考えられるパワーモジュール及びEV関連製品において事業基盤の強化を図っており、製品の拡充に努めています。
将来的にはこれらを事業の柱にすることも視野に入れているので、今後あらゆる製品を国内外で供給しシェアを伸ばすと期待できます。
役員の報酬の伸びしろはまだまだあると言って良いでしょう。
新電元工業の競合会社として、サンケン電気やオリジン等が挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、新電元工業は796万円、サンケン電気は683万円、オリジンは649万円と、現時点では競合会社よりも年収が高いことが分かりました。
電気機器業界の平均年収664.7万円と比較しても約131.2万円高いことから、業界内でも高水準であると言えます。
現時点でパワー半導体「ブリッジダイオード」や二輪車用「レギュレータ」等で世界トップクラスのシェアを誇っており、海外売上高比率も約60％超えと国外でもその名を轟かせています。
今後更に事業領域を広げ商品力を強化するために現在は新たな商品の開発にも注力しているので、今後競合と更に差をつける可能性も充分にあります。
2017年から2019年にかけての新電元工業の売り上げ・経常利益の推移を確認すると、売り上げは2017年で765.3億円、2018年で781.8億円、2019年で803.8億円でした。
また経常利益は2017年で17.5億円、2018年で42.7億円、2019年で38.0億円となっていました。
経常利益が2019年にやや下降していますが、直近3年間で売り上げは約38.5億円、経常利益は約20.5億円それぞれ上昇していることが分かります。
最近では新型コロナウイルスの影響を大きく受けたようですが、徐々に経済活動が再開されたことにより二輪向け製品や通信向け製品等の売り上げ数が上昇。
顧客のニーズに幅広く応えられるよう様々な製品を手掛けているためその分一定の収益を確保することができ、社員にも還元できていると考えられます。
現在は市場環境の変動に影響されにくい収益構造の構築を目指し開発・生産体制の見直し等にも取り組んでいるので、今後新たな収益構造が実現された暁には平均年収も更に伸びていると予想できます。
新電元グループは秋田新電元、東根新電元、新電元スリーイー、岡部新電元等の連結子会社18社・非連結子会社3社・関連会社2社から成り立つグループです。
グループ企業では、半導体の製造や電装品・電源機器の製造、ソフトウェアサービスの提供等を行っています。
新電元工業では現在、新卒採用・中途採用が行われています。
それぞれの募集職種等について見ていきましょう。
新卒採用では現在、以下の職種の募集が行われています。
マイナビには、それぞれの職種の業務内容について簡単に紹介されています。
自身が希望する職種ではどのような業務に携わることができるのか予めきちんと確認しておくと、入社後のギャップを少なくすることができるでしょう。
また新卒採用ページの「社員紹介」の項目では、あらゆる職種に就く社員の方の一日のスケジュールや現在の業務内容、今後の目標等について知ることが可能。
仕事内容と併せて見ておくと入社後どのようにキャリアを積んでいくことができるか、どんなことに挑戦できるか等のイメージを持てるかもしれません。
志望動機の内容を練る上でヒントとなる可能性もあるので、きちんと目を通しておきましょう。
選考は、エントリーシートの提出→WEB適性試験→一次面接・筆記試験→最終面接の順で進みます。
過去に選考を受けた方の体験談によると、筆記試験では玉手箱問題として計算問題・文章問題・性格テスト等がそれぞれ出題されたとのこと。
難易度はそれほど高くなかったとの口コミも見られたので、きちんと準備しておけば問題ないと言えます。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため説明会及び面接は原則WEB上で行われるとのことですが、面接に関しては新型コロナウイルスの感染状況を見て対面で行われる可能性もあります。
選考方法の変更がないかマイページやメールをこまめに確認するようにしましょう。
公式ホームページでは中途採用の募集は行われていませんが、転職サイトでは現在以下の職種の求人情報が掲載されています。
各職種での応募要件も併せて確認していきましょう。
職種ごとに勤務地も異なるので、応募する際には勤務地に充分注意する必要があります。
いずれの職種も転職サイト上での募集であるため、希望する方は早め早めに応募しましょう。
また今後も必要に応じて様々な職種の募集が行われる可能性は充分あるので、転職サイトと併せて公式ホームページもチェックしましょう。
新電元工業が求める人材像として、新卒採用ページには以下の四つが記載されていました。
これらのことから新電元工業では、向上心・忍耐力・マネジメント能力・協調性・積極性・挑戦心等を持っているかを見ていると推測できます。
選考の際には「普段目標や問題に向かってどのようにアプローチしているか」「チームで何かを成し遂げた経験」「これまでにリーダーシップを発揮しチームをまとめた経験」「海外勤務についてどう考えているか、また現在の外国語運用能力について」等の具体的な話に基づいて自身の強みや熱意をアピールすると良いかもしれません。
その際に面接官の話をよく聞き、何を訊こうとしているのか真意を汲み取りながら答えるよう心がけしましょう。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日：2024年1月1日
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