気になる出世後の年収はいくら?横河電機で求められるモノとは?好業績を保ち続ける秘訣を公開!
代表取締役会長の西島 剛志氏と代表取締役社長の奈良 寿氏等の年収は公開されていませんが、取締役の平均年収は約2400万円、監査役は約2600万円となっています。
取締役よりも監査役の年収の方が高いという珍しい結果でした。
また、他の企業と比較しても役員等の報酬は平均的に低く、その分がしっかりと従業員の給与やボーナスへと還元されているようです。
横河電機の競合他社というと、アズビルや島津製作所などが挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、アズビルの平均年収は約764万円、島津製作所の平均年収は約821.4万円となっています。
横河電機の平均年収は約863万円なので、電気機器業界の中でも高い年収であると言えます。
平均年収が高い理由には、業績の好調さが大きく影響しています。
中でも総売上高の90%以上を占める制御事業の販売実績は前年比の100.4%、計測事業の販売実績も前年比の102.7%と高い数字を記録しています。
また、海外市場でのビジネス拡大に成功したことも、平均年収を引き上げる大きな要因の一つだと言えます。
制御事業の海外売上高は2005年売上高1205億円を急速に増加させ、2017年度には200%超の2563億円を計上しました。
この著しい成長は、今後の更なる平均年収の増加をもたらすでしょう。
横河電機は、電気機器業界にて世界市場で活躍する、日本の大手企業です。
横河電機の主な事業は、制御事業、計測事業、ライフイノベーション事業です。
制御事業では、生産設備の制御・運転監視を行う分散形制御システムの開発によって、石油・ガス・電力、鉄鋼・薬品・食品などの様々な産業の発展を支え、世界でも高い評価を得ています。
計測事業では、電力・電圧・電流・光・圧力などの基本測定器・波形測定器・光通信測定器を提供することで、未来のクルマの発展を担う自動車の電子化・電動化、再生可能エネルギー、次世代通信ネットワークなどの市場を支えています。
更に医薬品や食品の分野にて、細胞を生きたまま観察できる共焦点スキャナ、新薬製造のために化合物テストを自動化する創薬支援システムなどを開発し、ライフイノベーション事業を確立すべく注力しています。
その他には、ヨーロッパのタレス・アビオニクス社と共同で、視認性・耐環境性に優れた航空機コックピット用のフラットパネルディスプレイを開発し、エアバス社の航空機や最新のエアバス機A350XWBなどにも採用されています。
横河電機の歴史についてご紹介します。
芙蓉グループとは、グループ企業同士が対等な関係にあり、「業種を超えた交流」とも言われている企業集団です。
所属企業には、横河電機をはじめ電機メーカーの日立製作所、大手総合建設会社の大成建設、鉄道会社の京浜急行電鉄など、大手企業が名を連ねています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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