日本トリムの年収【2024年最新版】(2ページ目)

整水器の国内シェア16年連続No.1!?出世後の報酬はどれくらい?面接を乗り越えるためのポイントとは?


日本トリムの社長や役員の年収

2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員はいないとのことでした。

その他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額1億2000万円で1人あたり3000万円、社内監査役1名に対して1300万円が支給されていました。

このことから、代表取締役社長の森澤紳勝氏の報酬は3000万円以上1億円未満であると考えて良いでしょう。

医療関連事業での活躍も目覚ましいため、今後役員の報酬も上昇すると考えられます。

競合他社と日本トリムの年収比較

日本トリムの競合会社としてOSGコーポレーションパナソニックが挙げられます。

それぞれの年収を確認してみると、日本トリムは638万円、OSGコーポレーションは463万円、パナソニックは774万円でした。

現段階ではパナソニックの年収には届きませんでしたが、整水器の国内シェア16年間No.1を獲得してきたことからも、今後競合を追い越す可能性は充分あるでしょう。

日本トリムの平均年収が高い理由

日本トリムの売り上げを見ると2017年で137.0億円、2018年で122.4億円、2019年で128.9億円となっています。

2017年から見るとやや下降してしまっているものの、100億円以上の売り上げはしっかり確保できているため、社員の年収も高くなっているのでしょう。

近年では「腸活」が注目を浴びていることから、今後整水器の売り上げが更に伸びると見込まれています。

今後年収は更に伸びていくでしょう。

日本トリムの事業内容

主な事業

日本トリムではウォーターヘルスケア事業を手掛けており、大きく分けて飲用分野・海外分野・農業分野の三つに分かれて活動しています。

飲用分野では電解水素水整水器を、海外分野では独自ブランド「Pristine」として電解水のペットボトル・ガロンボトルを、農業分野では還元野菜整水器をそれぞれ展開。

飲用分野の整水器はマーケットシェアNo.1を獲得しており、これまでに約100万世帯以上で利用されてきました。

今後はユーザー数300万件を目標として販売経路を拡大していくと共に、認知向上にも努めます。

その他の事業

日本トリムではその他にも医療関連事業も行っており、医療分野・先進医療分野の二つから成り立ちます。

医療分野では電解水透析を展開していて、透析患者の血中酸化ストレス・炎症の低減、血液の安定化、透析疲労感の低減等の症状緩和に貢献。

近年では糖尿病治療・透析治療を提供するため、中国にて慢性期疾患治療病院運営事業にも携わっています。

また先進医療分野ではグループ企業にてさい帯血バンクや医薬研究用器機・医療関連機器の開発・製造販売、医薬品開発を行っています。

さい帯血バンクでは国内市場シェア約99%を誇る等、再生医療を支えています。

日本トリムの歴史

ここで、日本トリムのこれまでの歴史を振り返っていきましょう。

1982 日本トリムが設立される

2002 ボトルドウォーター 「I'm fine」が発売される

2003 「電解還元温泉器TS-1000」が発売される、東京証券取引所第二部に上場する

2004 東京証券取引所第一部に上場する

2010 「電解透析水整水器TRIM HD-24D」が販売される

2011 「電解水透析用水作製装置」が販売される

2014 「還元野菜整水器TRIM AG-10」及び「TRIM AG-30」が販売される

2016 「電解水透析用水作製装置 EW-SP11-HD」「業務用整水器TI-10」等が販売される

2019 ボトルドウォーター「I’m fine」がリニューアル発売される

2020 健康経営優良法人2020に認定される

日本トリムが属する日本トリムグループとは?

日本トリムグループは、トリムエレクトリックマシナリー・トリムメディカル ホールディングス・トリムライフサポート等の子会社9社・関連会社4社が所属するグループです。

グループ企業では電解水素水整水器・カートリッジ等の製造販売をはじめとして、電解水透析システムの販売や造血系幹細胞の受託管理、医薬研究用機器・医療関連機器の開発・製造販売等を行っています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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