世界初の製品多数輩出!面接ではどんなことが訊かれる?気になる就活のポイントとは?
2018年度の有価証券報告書を確認すると、報酬が1億円を超える役員は存在しないと記載されていました。
また他の役員の報酬については、社内取締役6名に対して総額2億4900万円で1人あたり4150万円、社内監査役1名に対して2700万円が支払われていました。
このことから、代表取締役の矢原史朗氏の報酬は4150万円以上1億円未満であると推測できます。
カーオーディオ等の売り上げも順調に伸びているため、今後役員の報酬も1億円を超える可能性は高いでしょう。
パイオニアの競合として、アルプスアルパインやJVCケンウッドが挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、パイオニアは750万円、アルプスアルパインは630万円、JVCケンウッドは757万円でした。
JVCケンウッドとはあまり年収は変わらなかったものの、アルプスアルパインよりも約120万円も高いことが分かりました。
電気機器業界内の平均664.7万円と比較しても約85.7万円高く、水準はやや高いと言えます。
手掛ける製品の数も多いため、今後も年収は上昇し続けると予想できます。
パイオニアの平均年収の高さの理由として、リスクマネジメントを徹底していることが挙げられます。
製造販売の大半が海外となるパイオニアでは、考えられるリスクを全て洗い出しています。
その上で海外での事業活動を計画的に行っているため、しっかり利益を確保することができ、社員にも還元できていると考えられます。
パイオニアでは、主にカーエレクトロニクス事業を手掛けます。
カーエレクトロニクス事業では、カーナビゲーション・カーAV・カースピーカー・ドライブレコーダー等のモビリティプロダクトを製造販売しています。
独自ブランドの「カロッツェリア」では、これらの他にもUSBメモリーやカードケース、マニュアルケース等も展開。
様々な製品を数多く取り揃えることで、顧客のニーズを満たしています。
また、モビリティサービスとしてデジタル地図の提供も並行して行います。
カーナビゲーション・スマートフォン・パソコン向けのデジタル地図をはじめとし、法人向け・GIS向けのもの等種類も豊富。
デジタル地図の他にも、事故発生地点データ・天候等から危険を予測し警告する先進運転支援システム「インテリジェントパイロット」や、カーナビゲーション・ドライブレコーダーを活用し、業務車両の動態管理・業務指示等を管理・支援する「ビークルアシスト」等も提供しています。
その他にも、パイオニアでは以下の分野で製品の開発・製造に携わります。
業務用音響ソリューションのスピーカーシステムでは、あらゆる業界の企業に向けてスピーカーデバイスや音質改善技術ソリューション等を提供。
これまでに富士通のデスクトップPC、ベネッセコーポレーションの知育玩具等にも活用されてきた実績を持ちます。
近年では医療・健康機器としてレーザ血流計や電子聴診器等の開発・製造にも積極的に取り組んでおり、今後も様々な製品を輩出していくと考えられます。
これまでのパイオニアの歴史を簡単に振り返っていきましょう。
1938 福音商会電機製作所が創業される
1947 福音電機が設立される
1961 社名をパイオニアに変更する、東京証券取引所市場第二部に上場する
1968 東京証券取引所市場第一部に上場する
1975 世界初となるコンポーネントカーステレオを発売する
1984 カーCDプレーヤーを世界で初めて発売する
1990 GPSカーナビゲーションシステムを世界で初めて発売する
1997 世界初のDVDカーナビゲーションシステムを発売する
2001 HDD搭載カーナビゲーションシステムを発売する
パイオニアグループは、インクリメントP、パイオニアウェルフェアサービス、最上電機、パイオニア・マイクロ・テクノロジー等が所属するグループです。
北米・中南米・欧州・中東・アジア等、世界各国にもグループ企業を保有します。
グループ企業では主に地図ソリューションやナビゲーション、半導体・MEMS製品の製造販売等あらゆる事業を手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2020年8月21日
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