世界初・業界初の製品多数!?エアコンのパイオニアとも呼ばれる電気機器メーカー!競合他社とも徹底的に比較!
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円以上の役員について特に言及されていませんでした。
その他の役員については、社内取締役9名に対して総額3億9100万円で1人あたり4344万円、社内監査役1名に対して2000万円が支給されていました。
手掛ける製品の売り上げも上昇しているため、今後役員の報酬も1億円を超える可能性は充分あると言えるでしょう。
富士通ゼネラルの競合として、日立製作所・三菱電機・東芝等の大手企業が挙げられます。
競合の平均年収を見てみると、日立製作所は894万円、三菱電機は817万円、東芝は915万円でした。
富士通ゼネラルは700万円なので現段階では競合には及びませんでしたが、電気機器業界内の平均664.7万円と比較すると約34.8万円高いことが分かります。
大手競合他社にも負けず劣らずあらゆる製品を手掛けているため、今後競合の年収を超える可能性は充分あるでしょう。
富士通ゼネラルの年収の高さの理由として、手がける製品が国内外で使用されていることが挙げられます。
現在売上高比率の約四分の三を海外が占めており、情報通信システムの売り上げも空調機と共に順調に数字を伸ばしています。
コストダウンにも成功しつつあることから収益を確実に確保できており、社員の年収も高くなっていると考えられます。
富士通ゼネラルでは、空調機事業を主に手がけています。
空調機事業で扱う製品としてはエアコン・ビル用マルチエアコン・ヒートポンプ式温水暖房システム・その他の空調関連製品等があります。
中でも、フィルター自動掃除機能付きの「ノクリア」、小型・省エネを兼ね揃えた「ラムダ型熱交換器」、エアコン内部を清潔に保つことが可能な「熱交換機器加熱除菌」は、それぞれ世界初・業界初を誇ります。
今では世界中に空調機器を提供しており、そのうち11ヵ国でシェアNo.1である等、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
その他にも、富士通ゼネラルは情報通信・電子デバイス事業にも携わっています。
情報通信・電子デバイス事業では、消防システム・防災システム・POSシステム・車載カメラ・映像システム・電子部品・ユニット製品等を扱います。
特に情報通信システムの受注や販売数が増加しており、事業は順調であると言えるでしょう。
ここで、富士通ゼネラルのこれまでの歩みを振り返ってみましょう。
1936 八欧商店を設立する
1942 社名を八欧電機に変更する
1951 白黒テレビの研究を始める
1955 東京証券取引所に上場する
1956 大阪証券取引所、名古屋証券取引所にそれぞれ上場する
1960 カラーテレビの生産を始める
1966 社名をゼネラルに変更する
1984 富士通と資本提携・業務提携する
1985 社名を富士通ゼネラルに変更する
2013 ノクリアXシリーズが発売される
富士通グループは、富士通ゼネラルをはじめ富士通クライアントコンピューティング、ソシオネクスト等も所属するグループです。
グループ企業では、ノートPC・デスクトップPCの研究開発、テクノロジーソリューションの提供、リース業等を手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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