ユニークなボーナスシステムとは?子会社化で年収はどう変わった?面接で一番訊かれる質問はコレだった!
シャープの平均年収は、2025年で前期に比べて上昇傾向の759.2万円でした。2017年から2018年にかけては約100万円上昇しています。鴻海傘下に入り、経営体制が大きく変化していることの表れでしょう。シャープはチャレンジ精神のある企業で、従業員は仕事にスピードが求められます。店頭に自分が携わった商品が並ぶ光景を見ることができるため、やりがいを実感しやすいでしょう。労働組合の力が強いため、ワークライフバランスの調整はしやすいです。自社の家電を市販価格の半額で購入できるセールを利用できるなどユニークな制度があります。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(シャープと上場企業平均)
シャープの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると5.4万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は704.3万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
シャープの平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 759万円 |
2018年 | 754万円 |
2017年 | 646万円 |
2016年 | 634万円 |
2015年 | 729万円 |
シャープの平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
759.2万 | 612.5万 | 432.2万 |
シャープの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると146.7万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると327.0万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中553位と高い順位となります。
シャープの平均年収 | 電気機器業界の平均年収 |
---|---|
759.2万 | 664.7万 |
シャープが属する電気機器業界の上場企業の平均年収は664.7万円です。 そのため、シャープの年収は業界平均と比べて94.5万円高く、業界内順位を見ると244社中50位と高い順位となります。
シャープの平均年収 | 大阪府の平均年収 |
---|---|
759.2万 | 625.8万 |
シャープの所在地がある大阪府の上場企業の平均年収は625.8万円です。 そのため、シャープの年収はエリア平均と比べて133.4万円高く、エリア内順位を見ると426社中74位と高い順位となります。
シャープでは6月・12月・翌3月の年3回、ボーナスが支給されています。
平均支給額は約90万円〜230万円、男女間の差は最大で約60万円、ピークは50歳代前半に迎えます。
平均支給額は他の企業と比較しても、やや低めです。
2016年の子会社化からボーナスの支給回数や支給システムを変更しましたが、その効果はまだあらわれていないようです。
職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約350万円〜650万円、技術職は約360万円〜640万円、総合職は約470万円〜902万円となっています。
平均年収を上回るのは総合職のみのため、一般職と技術職で高年収を得るにはいかに目立つ業績を上げるか、もしくは昇格が必須です。
学歴別の初任給は2019年の実績で、修士了243,000円・大学卒、高専 (専攻科) 卒218,500円、高専 (本科) 卒191,500円となっており、他企業と比較しても平均的な金額設定と言えます。
出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約630万円〜840万円、課長は約750万円〜1050万円、部長は約950万円〜1400万円となっています。
出世すると全体的に高い年収を得られるため、やはり昇格は必須と言えるでしょう。
まだ配分設定が極端であるため、管理職に就いたと言えど、収入には差が生まれることもあるようです。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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