オムロンの年収の高さの秘密は?業績が好調な理由は何か?気になる社長や役員の驚きの報酬を発表!
オムロンの平均年収は2024年の有価証券報告書によると821.6万円です。前期と比較すると10万円ほど上昇しました。オムロンは従業員数4,741人、平均年齢44.2歳の電気機器メーカーで、電子部品や制御機器など様々な製品を作っています。特にオムロン製の血圧計や電動歯ブラシは身近で、見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。オムロンはカンパニー制の組織形態をとっています。傾向としては、同じカンパニーに居続ける人が多いようです。定時退社日の設置や有給消化のしやすさ、社内の穏やかな雰囲気などにより、働きやすい企業となっています。そのためか、平均勤続年数は16.9年と長めです。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(オムロンと上場企業平均)
オムロンの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると17.6万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は810.5万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
オムロンの平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 822万円 |
2018年 | 804万円 |
2017年 | 794万円 |
2016年 | 825万円 |
2015年 | 808万円 |
オムロンの平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
821.6万 | 612.5万 | 432.2万 |
オムロンの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると209.1万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると389.4万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中333位と高い順位となります。
オムロンの平均年収 | 電気機器業界の平均年収 |
---|---|
821.6万 | 664.7万 |
オムロンが属する電気機器業界の上場企業の平均年収は664.7万円です。 そのため、オムロンの年収は業界平均と比べて156.9万円高く、業界内順位を見ると244社中23位と高い順位となります。
オムロンの平均年収 | 京都府の平均年収 |
---|---|
821.6万 | 606.7万 |
オムロンの所在地がある京都府の上場企業の平均年収は606.7万円です。 そのため、オムロンの年収はエリア平均と比べて214.9万円高く、エリア内順位を見ると63社中5位と高い順位となります。
オムロンでは6月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。
ボーナスの平均支給額は約90万円〜310万円、男女差は最大で約60万円、ピークは50歳代に訪れます。
ボーナスは大手企業では一般的な金額となっていますが、好調な業績を受けて人材採用等を強化し始めているため、今後の金額は変わってくる可能性も感じられます。
職種別の年収を比較してみると、一般職の平均年収は約500万円〜830万円、技術職は約500万円〜820万円、総合職は約600万円〜1170万円となっています。
出世をしない場合は、平均年収を上回り、1000万円を超えるのは総合職のみでした。
ちなみに学歴別の初任給は2018年度の実績で、修士了が235,500円、大学卒は月給211,500円、高専卒は186,500円と、一般企業とあまり変わりありません。
現在、業績の好調さを受けて人材採用に力を入れているため、初任給にも変化が見られる可能性もあります。
出世をすると、どれほど年収に影響するのか比較してみました。
主任の平均年収は約750万円〜890万円、係長は約840万円〜930万円、課長は約1000万円〜1300万円、部長は約1300万円〜1520万円となっています。
30歳代前半で昇進試験を受けることができ、受かれば100万円ほどの収入アップに繋がります。
このチャンスを逃さず、1000万円超えの高額年収を手に入れましょう。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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