新日本建設の平均年収は、2024年で前期に比べて上昇傾向の734.6万円でした。建設業界内では67位、全体での順位は670位の平均年収です。従業員数は397人、平均年齢は37.0歳です。新日本建設は住宅や施設など幅広い建設を行う企業です。大きな案件も多数担当しており、幕張メッセや千葉ホームスタジアムなども新日本建設が建設しています。自己資本比率60%以上と安定した経営を行っているのが強みです。最近は働き方改革の影響で、ワークライフバランスが整いつつあります。平均勤続年数は11.6年とまずまずの定着率となっています。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(新日本建設と上場企業平均)
新日本建設の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると8.6万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は674.3万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
新日本建設の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 735万円 |
2018年 | 726万円 |
2017年 | 670万円 |
2016年 | 629万円 |
2015年 | 612万円 |
新日本建設の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
734.6万 | 612.5万 | 432.2万 |
新日本建設の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると122.1万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると302.4万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中670位と高い順位となります。
新日本建設の平均年収 | 建設業界の平均年収 |
---|---|
734.6万 | 706.6万 |
新日本建設が属する建設業界の上場企業の平均年収は706.6万円です。 そのため、新日本建設の年収は業界平均と比べて28.0万円高く、業界内順位を見ると167社中67位と平均的な順位となります。
新日本建設の平均年収 | 千葉県の平均年収 |
---|---|
734.6万 | 591.0万 |
新日本建設の所在地がある千葉県の上場企業の平均年収は591.0万円です。 そのため、新日本建設の年収はエリア平均と比べて143.6万円高く、エリア内順位を見ると49社中6位と高い順位となります。
従業員数推移(新日本建設と上場企業平均)
新日本建設 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 397人 | 1,035人 |
2018年 | 370人 | 1,071人 |
2017年 | 361人 | 1,042人 |
2016年 | 353人 | 1,055人 |
2015年 | 338人 | 1,055人 |
新日本建設の従業員数は2019年で397人と、1年前と比べて27人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて少ない水準となります。
次に新日本建設と同じ建設業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,464人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(新日本建設と上場企業平均)
新日本建設 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 37.0歳 | 41歳 |
2018年 | 37.1歳 | 41歳 |
2017年 | 36.9歳 | 40歳 |
2016年 | 37.5歳 | 40歳 |
2015年 | 37.8歳 | 40歳 |
新日本建設の平均年齢は2019年で37.0歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じ建設業界内で比較してみました。業界平均が43歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(新日本建設と上場企業平均)
新日本建設 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 11.6年 | 12年 |
2018年 | 12.0年 | 13年 |
2017年 | 12.1年 | 13年 |
2016年 | 12.4年 | 13年 |
2015年 | 12.6年 | 13年 |
新日本建設の平均勤続年数は2019年で11.6年と、上場企業の平均と比べると短い水準となっています。
平均勤続年数も同じ建設業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が14.5年のため、業界内で見ても短い水準となります。
新日本建設が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 886.3億円 | 140.6億円 |
2018年3月期 | 815.3億円 | 139.9億円 |
2017年3月期 | 759.6億円 | 128.0億円 |
2016年3月期 | 666.1億円 | 110.4億円 |
2015年3月期 | 585.7億円 | 76.5億円 |
まず、新日本建設と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、新日本建設が886.3億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。新日本建設の売上は平均と比べて低い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、新日本建設が8.7%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
新日本建設 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 2.2億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 2.2億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 2.1億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 1.9億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 1.7億円 | 9870万 |
次に、新日本建設と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、新日本建設は2.2億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため新日本建設は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
新日本建設 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 3543万円 | 788万 |
2018年3月期 | 3781万円 | 731万 |
2017年3月期 | 3546万円 | 741万 |
2016年3月期 | 3127万円 | 672万 |
2015年3月期 | 2262万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、新日本建設は3543万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため新日本建設は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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