海外売上高比率90%超え!業界屈指の電気機器メーカー!面接前に準備しておくべきこととは?
2019年度の有価証券報告書を確認すると、代表取締役社長CEOの大越博雄氏の報酬が1億3000万円であることが分かりました。
その他の役員の報酬については、社内取締役7名に対して総額3億5600万円で1人あたり5085万円、社内監査役1名に対して1400万円が支給されていました。
製品は世界でも高いシェアを誇っているため、今後もニーズが高まっていき、役員の報酬も上昇していくと考えられるでしょう。
マブチモーターの競合として、日本電産やミツバが挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、マブチモーターは704万円、日本電産は661万円、ミツバは578万円と、現時点では競合会社の年収よりも高いことが分かりました。
新製品の開発にも積極的に取り組んでいることから、今後更に競合会社との差を広げていくと予想できます。
マブチモーターの年収の高さの理由として、リスクマネジメントがしっかり行われていることが挙げられます。
新製品や技術の開発、市場ニーズ、価格競争等考え得る限りのリスクに対して備えているため、影響を最小限に抑えることが可能。
どのような状況下であっても収益を確保するための体制が整っているため、年収も高くなっているのでしょう。
マブチモーターでは主に小型モーターの製造販売を行っています。
現在は自動車電装機器用、民生・業務機器用の二種類を手掛けており、それぞれ以下の製品を中心として活用されています。
それぞれの世界シェアはミラー用小型モーターは約85%、ドアロック用小型モーターは約70%となっており、海外売上高比率90%以上を達成。
今後は新製品の開発や既存製品の拡販等に努め、更に事業を拡大していきます。
マブチモーターでは、現在「ブラシレスモータ」の開発に取り組んでおり、現時点で展開している製品としては以下の通りです。
今後は多方面で製品を活用できるよう尽力すると共に、新製品の開発にも注力していきます。
ここで、マブチモーターのこれまでの歴史を簡単に見ていきましょう。
1946 関西理科研究所を設立する
1954 東京科学工業を設立する
1955 日本科工を設立する
1958 東京科学工業・日本科工を解散し馬渕工業を設立する
1959 社名を東京科学に変更する
1971 社名をマブチモーターに変更する
1986 東京証券取引所市場第二部に上場する
1988 東京証券取引所市場第一部に上場する
マブチモーターグループは、アジア・アメリカ・ヨーロッパ等海外にグループ企業を多く保有しているグループです。
グループ企業でも小型モーターの製造販売を中心に行っており、グループ全体で事業を支えていると言えるでしょう。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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