出世をすると高年収が期待できる?コニカミノルタの強みとは?求められる人材像・面接対策を公開!
コニカミノルタ代表執行役社長の山名 昌衛氏の年収は約1億3500万円、その他の取締役はの平均年収は約3900万円、執行役は約4400万円となっています。
執行役には株式報酬も支給されているため、取締役の報酬よりも高いという結果に。
大企業ではありますが、役員の年収が飛びぬけて高額である印象は受けません。
しかし執行役は24名も在籍しているため、コニカミノルタの売上高が上がらない限り、これを維持するのは厳しいかもしれません。
コニカミノルタの競合と言えば、リコーやセイコーエプソンを思い浮かべます。
最新の有価証券報告書によると、リコーの平均年収は約818.1万円、セイコーエプソンは約771.6万円となっています。
コニカミノルタの平均年収は750.3万円と低く感じますが、電気機器業界の252社中51位と上位であることが分かります。
一般の平均年収よりも約200万円ほど高いため、安定した業績が年収の一定化にも繋がっているようです。
コニカミノルタが一般年収よりも約200万円ほど高い理由の一つとしては、情報機器産業の発達が挙げられます。
特に複合機や有機EL照明パネルの製造・販売には力を入れていて、売り上げにも貢献しています。
売上高も大幅なアップこそありませんが、安定した数字を維持しています。
また、従業員の平均年齢は45.4歳、勤続年数は21.1年と長いことなども、全体の年収が高い要因になっていると考えられます。
コニカミノルタは電気機器業界の中でも有名な大手企業です。
コニカミノルタでは主に、オフィスサービス、複合機などのオフィス事業、産業・商業用印刷機、テキスタイルプリンターなどの産業・商業用印刷事業が盛んです。
主力製品のA3カラー複合機は日本だけでなく、中国、欧州など、海外でもトップクラスのシェアを誇っています。
高速化や画質向上など、印刷効率の向上はもちろん、ITシステムとの連携によって、企業の規模や業種・業態などに対応したサービスを提供しています。
また、機能材料事業では、発光寿命の長い「青色リン光材料」の開発に成功し、世界初の樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルの量産工場を建設。
100年に一度とも言われる照明文化の転換を実現したことでも有名です。
その他には、医療機器、医用計測機器などを取り扱うヘルスケア事業、光学部品、計測機器などを取り扱う産業用光学システム事業を展開しています。
珍しいところでは、近年再注目されているプラネタリウム事業です。
プラネタリウムの中心に設置されている投影する機械はもちろんのこと、投影される美しい映像からドームスクリーンまで手がけています。
コニカミノルタが直営する施設があり、新しいブランド広告を立ち上げるなど、さらなるプラネタリウムの発展を目指しているのです。
本来、コニカとミノルタは別々の企業でした。
2つの企業が統合するまで、また統合後の現在までの長い歴史の中でについてご紹介します。
【コニカ】
【ミノルタ】
【コニカミノルタ】
コニカミノルタには国内をはじめ、海外にも多くのグループ企業があります。
国内にはキンコーズ・ジャパン株式会社、コニカミノルタプラネタリウム株式会社など15社以上、海外にはアジアから北米、中近東など50社以上のグループ企業が存在します。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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