気になる競合他社との比較!出世するとどれくらい収入がアップする?人気企業IHIに就職・転職するためのアドバイスを紹介!
代表取締役会長の斎藤 保氏の年収は約1億2100万円、代表取締役社長の満岡 次郎氏の年収は約1億1900万円でした。
その他の取締役の平均年収は約4800万円、監査役は約3600万円となっており、他の従業員とは比べ物にならないほどの高年収に感じます。
しっかりとした査定や評価制度を取り入れることで、企業の業績アップにも結びつくのではないでしょうか。
IHIの競合他社と言えば、IHIを含め日本でも大手3社と言われている三菱重工業と川崎重工業が挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、三菱重工業の平均年収は約848万円、川崎重工業の平均年収は約707.7万円でした。
IHIの平均年収が約762万円ですので、かなり高い年収であることが分かります。
一時は落ちてしまった利益率を確実に回復することで、業績を安定させることができる強みがIHIにはあります。
今後、この順位が変わることもあるのではないでしょうか。
平均年収が高い理由には、営業利益率の改善が挙げられます。
2016年に1%という低い数字を叩き出してしまったIHIですが、建設機械事業の売却や造船事業に関する工場の閉鎖を行うことで、不採算事業を徹底的に整理しました。
そのおかげもあり、2018年には営業利益率を4.5%まで回復。
更に高い利益率を見込める航空エンジン事業を強化することで、業績を回復・安定させることに成功しました。
今後は航空エンジン事業などを更に展開させていくことで、高い年収を安定して得ることができるようになるでしょう。
IHIは機械業界で国内はもちろん、海外でも活躍する企業です。
主な事業は、資源・エネルギー・環境事業、社会基盤・海洋事業、産業システム・汎用機械事業です。
地球温暖化の抑制に貢献するため、石炭や天然ガス、再生可能エネルギーなどを生み出す製品やサービスを提供。
社会基盤・海洋事業においては、海洋開発、都市開発など安全・安心なインフラを提供しています。
また、ものづくりの未来をサポートのため、産業システムや機器の技術革新と最適なソリューションを提案する産業システム・汎用機械事業が盛んです。
その他の事業では、航空エンジンやロケットシステム、宇宙利用などの製造を行う航空・宇宙・防衛事業があります。
中でも宇宙事業では、実際に宇宙へと打ち上げられたM-Vロケットやイプシロンロケットなどを製造。
また、人工衛星には欠かせないモニタカメラや送受信機、粒子検出器、はやぶさ回収カプセルなども作っています。
空と宇宙の新たな可能性を切り拓くために、日々挑戦し続けているのです。
IHIの歴史について簡潔にご紹介します。
IHIグループには資源・エネルギー・環境事業、社会基盤・海洋事業、産業システム・汎用機械事業、航空・宇宙・防衛事業などがあります。
また、IHIは旧石川島重工業と旧第一銀行とのつながりから、第一勧銀グループにも属しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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