高収入なのは一体なぜ?昇給するといくら貰える?三菱重工を徹底調査
2018年度の三菱重工業の有価証券報告書によると、取締役の大宮英明氏の年収は1憶5400万円、同じく取締役の宮永俊一氏の年収は1憶5400万円、取締役の小口正範氏の年収は1憶1100万円となります。
また、同有価証券報告書によると、監査等委員でない取締役(社外取締役を除く)の平均年収は1憶200万円ほど、監査等委員である取締役(社外取締役を除く)の平均年収は4300万円程と伺えます。
845.2万円と高年収を誇る三菱重工業ですが、競合他社の年収はどのくらいなのでしょうか。
三菱重工業の競合他社というと、川崎重工業やIHIなどが有名です。
川崎重工業の平均年収は707万円、2018年度の有価証券報告書によるIHIの従業員の平均年収は約763万円です。
どちらの企業と比較しても、三菱重工業の平均年収が非常に高いことが分かります。
それぞれの年収はこちらからご覧ください。
なぜ三菱重工業は平均年収が高いのでしょうか。
2018年度の三菱重工業の有価証券報告書を参照すると、2017年度の当期利益が16,588(単位:百万円)であるのに対し、2018年度の当期利益は128,471(単位:百万円)となっています。
このように、利益が大幅にアップしたことで、従業員の報酬も高くなっているのではないでしょうか。
それでは、三菱重工業の主な事業内容を見ていきましょう。
三菱重工業では、原動機部門や航空・宇宙部門、機械・鉄構部門、汎用機・特殊車両部門、船舶・海洋部門などに分かれて様々な事業を展開しています。
原動機部門では、ボイラやガスエンジン、水力発電、地熱発電等の製造、販売及びサービスの提供などを行っています。
三菱重工業ではこの原動機部門が2011年度の売上高の33.9%を占めています。
また、航空・宇宙部門では、戦闘機やヘリコプタ、航空機用エンジン、宇宙機器等の製造、据付、販売及びサービスを提供しています。
三菱重工業では他にも、業務用・住宅用・車両用エアコンや輸送用冷凍機、大型冷凍機等の製造、据付、販売及びサービスを提供しています。
明治17年からの長い歴史がある三菱重工業の沿革を簡単にご紹介します。
三菱重工業は、三菱グループに所属しています。三菱グループは三菱重工業だけでなく、三菱地所や三菱自動車、三菱電機、三菱マテリアルなどの有名企業が属しています。
【主な三菱グループの会社】
・三菱地所
・三菱自動車
・三菱電機
・三菱マテリアル
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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