国内外で高いシェアを誇るバルブメーカー!今後は海外への事業展開も更に加速!?求められる人材像も徹底的に分析!
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員の存在についての記載は見られませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額1億800万円で1人あたり2700万円、社内監査役2名に対して総額3200万円で1人あたり1600万円がそれぞれ支給されていました。
バルブは国内シェアトップクラスであるだけでなく、海外でも高いシェアを誇っており、現時点では海外売上高比率は約30%となっています。
今後更にグローバルに事業を展開していくと考えられるため、役員の報酬もそれに伴いどんどん上昇していくと期待できます。
それぞれの年収を確認すると、キッツは635万円、ハマイは499万円、ヨシタケは565万円と、現時点では競合会社よりも年収が高いことが分かります。
今後は環境負荷の低減にも貢献しながら、ICTを活用した製品の開発にもより一層力を入れていく予定であるため、更に競合会社との差を広げていく可能性があると予想できます。
キッツの直近3年間の売り上げ及び経常利益の推移を見ていきましょう。
売り上げは2017年で619.3億円、2018年で641.2億円、2019年で722.6億円でした。
また経常利益は、2017年で51.0億円、2018年で65.1億円、2019年で76.1億円となっています。
2017年から2019年にかけて売り上げは約103.3億円、経常利益は約25.1億円それぞれ上昇しました。
半導体設備に向けてのバルブの販売数が伸びたこと等が、業績が好調である理由として考えられます。
そのため社員の年収にも反映され、平均年収が高くなっていると言えます。
キッツグループは、東洋バルヴ、清水合金製作所、キッツエスシーティー、三吉バルブ等の子会社36社から構成されているグループです。
グループ企業では、各種バルブの仕入・販売、水道用バルブの製造販売、半導体製造設備用配管部材の製造販売等、様々な事業に携わっています。
キッツでは現在、新卒採用を中心に採用活動が行われています。
募集職種や選考について見ていきましょう。
キッツでは現在、新卒採用として以下の職種でそれぞれ募集を行っています。
営業職・スタッフ職に関しては全学部・学科が募集対象となりますが、技術職では機械・精密系、電気・電子系、金属・材料系、化学系、数学・物理系等の理系学部・学科が対象とされているので、注意しましょう。
選考フローは、理系・文系とでそれぞれ以下の通りです。
選考を受けた方の体験談を見ると、適性検査では時間があまり足りなかったとの声も見られました。
分かる問題を優先して解き、テンポ良く回答するよう心がけましょう。
残念ながら、現在公式ホームページでは社会人採用は行われていません。
各転職サイトでも募集中の求人情報は見られなかったので、キッツへの転職は現時点では難しいと言えます。
しかし公式ホームページではキャリア登録を行うことができ、自身のこれまでの経験等を踏まえて適切なポジションがある場合は連絡を貰うことができます。
希望する方は社会人採用ページから確認の上、登録するようにしましょう。
また、過去には転職サイトで以下の職種の募集が行われていたようです。
今後も必要に応じて募集が行われると考えられるため、転職サイトもこまめに確認すると良いかもしれません。
キッツが求める人材像として、人事担当役員メッセージの中には「グローバルな視点で物事を考えられる人財」「キッツグループという舞台で挑戦することを通して自らの人生を切り拓いていく人財」と記載されており、リクナビには以下のようにもありました。
また、キッツの行動指針として以下の三つが大切にされています。
これらのことから、キッツでは挑戦心・積極性・行動力・洞察力等を持ち、異文化を理解しながらどんどん新しいことに挑戦することのできる人材を求めていると考えられます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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