国内売り上げ54%の大手総合機械メーカー!高い語学力が求められるって本当?面接のポイントも解説!
2019年度の有価証券報告書によると、代表取締役会長の本間博夫氏の報酬は1億3900万円でした。
その他の役員の報酬については、社内取締役15名に対して総額4億5200万円で1人あたり3013万円、社内監査役2名に対して総額4400万円で1人あたり2200万円が支給されていました。
本間博夫氏の報酬に対して、その他役員の報酬はあまり高い印象を受けません。
業績も順調に伸びていることから、今後他の役員の報酬も徐々に高額になっていくことが期待できるでしょう。
それぞれの年収を見てみると、不二越は651万円、日本精工は776万円、日立金属は722万円でした。
現段階では日本精工よりも約125万円、日立金属よりも約71万円低いことが分かりました。
現在新しい製品の開発やビジネスを考えていることから、年収の伸びしろはまだまだあると言えます。
不二越の売り上げの推移を見てみると、2017年では1817.5億円、2018年では1880.6億円、2019年では1900.6億円と順調に数字を伸ばしています。
2017年から2019年にかけて約83.1億円程売り上げも上昇しており、順調であると言えるでしょう。
そのため社員にもしっかり還元することができ、年収も高くなっていると推測できます。
不二越では、主にロボット事業、マシニング事業、マテリアル事業、機能部品事業を手掛けています。
それぞれの事業で製造販売している製品は以下の通りです。
ロボット事業:スポット溶接用ロボット、ハンドリング用ロボット、制御装置、システム等
マシニング事業:ドリル、ブローチ、ホブ、パワーフィニッシャ、精密転造盤、マシニングセル等
マテリアル事業:高速度工具鋼、FMアロイ、合金工具鋼、軸受鋼・ステンレス鋼、真空真炭炉、真空脱脂洗浄装置、コーティング等
機能部品事業:油圧ポンプ、油圧バルブ、油圧モータ、油圧ユニット、工作機械用軸受、自動車用軸受、カーエアコン用軸受、鉄道車両用軸受等
自動車業界を中心に部品や機械工具、ベアリング等を売り上げており、事業は順調と言えます。
その他にも、不二越はグループ企業にて情報システムサービスや運送、施設管理等を行っています。
情報システムサービスではこれまでにホテル・料亭向けシステムや病院総合管理システム等を開発してきた実績を持ち、様々な場所でサービスを展開しています。
ここで、これまでの不二越の歴史を簡単に見てみましょう。
1925 井村荒喜氏が技術開発指向の企業を興す
1928 不二越鋼材工業を設立する
1929 商標をNACHIにする
1938 特殊鋼の製造を始める
1958 油圧機器分野に進出する
1963 社名を不二越に変更する
1969 産業用ロボット分野に進出する
1984 ロボット、精機部門を作る
2003 創業75周年を迎える
2004 免震装置で新分野に進出する
2012 産業機械分野を開拓する
不二越グループは、子会社56社、関連会社4社から構成されるグループです。
ナチ精工やトヤマ圧延、ナチロジスティクス等が属しており、製品の生産や販売をそれぞれが行っています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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